東京サンシャインボーイズ "returns"

東京サンシャインボーイズの15年ぶりの復活公演"returns"をWOWOWで観ました。
まさか東京サンシャインボーイズの公演が、再び見られるとは思ってもいませんでした。放送が告知されてから2ヶ月、楽しみで仕方なかったです。
お芝居の内容は、恩師に呼び出されたある小学校の同級生達が、恩師の娘に「3日後に宇宙人が攻めてくる」「あなたたちには特別な力がある」と言われ、訝しがりながらも自分たちの隠れた能力を思い出していくというストーリー。
西村雅彦に近藤芳正、甲本雅裕、阿南健治、小林隆に宮地雅子と、当時のあのメンバーが舞台の上ではじけまくってました。
本編上映後のドキュメンタリーも興味深かったです。
「劇団はわずらわしい」「15年前に解散して良かった」と口にする三谷幸喜さんや、亡くなった伊藤俊人さんとけんか別れのようになってしまったことを告白した阿南健治さん。長く劇団をやっていると、必ず出てくる人間関係のしがらみを、東京サンシャインボーイズの中にも見ることができました。
一方で、わずか稽古期間10日で作り上げたという舞台や、稽古風景を見ていると、長くやってきた仲間の絆も感じられて胸が熱くなりました。

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