第55回江戸川乱歩賞受賞作。選考委員の東野圭吾さんが絶賛しているとのことだったので、読んでみました。
刑務所の中で発生した密室殺人のトリックと、殺人の動機がポイントで、たしかにそこはなるほどという感じでした。いわゆる最後の一行で話が大きく転換する系のミステリー。中盤のストーリーの組立て/構成がごちゃごちゃしていて分かりにくく、なかなか話にのめり込めなかったのが残念でした。
- 作者: 遠藤武文
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/01/17
- メディア: 文庫
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