メン・イン・ブラック3

MIB3を3D/吹替版で観てきました。今回、3Dメガネをメガネにクリップで止めるタイプにしたのですが、これが超快適。メガネonメガネで3Dを鑑賞するのとは大違いでした。300円しますが、メガネの方にオススメです。

以下、ネタバレ含みます。

僕はMIBシリーズが大好きでして、ヒット作となった1はもちろんのこと、駄作と言われる2(でも映画は1よりヒットした)も愛しております。で、"3"が10年振りに製作され公開されるということで、期待半分、不安半分という状態でした。
ふたを開けてみると、Kの出番が少ない(というかトミー・リー・ジョーンズが年をとりすぎていて眼力がなくなっている…)とか、しゃべる犬がいないとか、Zが死んだことになってるとか、宇宙人たちがあまり活躍しない(出てこない)とか、べちょべちょどろどろ感がないとか、まあメン・イン・ブラック的な部分がなくなっているところもあるんですよ。なくなってるところはあるんですけど、JとKのテンションの違いによるギャップや、"メン・イン・ブラック"をはじめとしたアメリカに伝わる都市伝説に絡めたブラック・ユーモアの数々、ニューラライザーを使ったあとのJの軽口、全篇からにじみ出るオフビート感はちゃんと残っていました。
少々薄味になりながらもMIBらしさは残っているけど、オリジナルのメンバーで活躍するのがウィル・スミスだけということで、正式な続編というより、最近流行の"ビギニング"系のスピンオフとして考えたら良いのかも。