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ファミリー・ツリー

映画

ファミリー・ツリー」は「系図」「家系図」のこと。原題の「The Descendants」も「子孫」とか「末裔たち」とかそういうニュアンスです。

ボート事故で奥さんが昏睡状態になっちゃって、仕事人間だった夫がふたりの娘の面倒をみないといけなくなって、こりゃ大変だってなっているのに、娘たちはなかなか心をひらかない。それどころか「お母さん、浮気してたのよ」とトドメまでさしちゃう。

壊れてしまっていた家族が、母親の不在をきっかけに、ひとつになっていくというお話です。

テーマはありがちといえばありがちですが、映画のできはかなり良いです。映像、音楽、脚本すべてのバランスが良く、とても引きこまれました。

特に良かったのが、一番最後のシーン。ひとつになった家族を象徴するシーンなのですが、ここの演出がすごくいいです。ソファーに座ってテレビを見ている次女に、父親がアイスを持って近づき、横に座って次女が膝にかけていた毛布を自分の膝にもかけます。その様子を少し遠くから見ていた長女も、一瞬のためらいのあと近づいてきて同じようにソファーに座り、おなじ毛布の下におさまります。このシーンの一挙手一投足が本当に完璧で、何気ないシーンなのに見ていて涙がこぼれてしまいました。

ハワイの土地を先祖から受け継ぎ管理する中年の男マット・キングは、不動産売却の準備を進める中、妻がボート事故で入院し、2人の娘の面倒を看なければならなくなる。しかし、妻が不倫していたことが発覚し、彼は娘たちと長女のボーイフレンドを連れ、オアフ島からカウアイ島の間男のもとに話をつけに行く。

ファミリー・ツリー - Wikipedia

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