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田んぼの学校 2014 〜田植え編〜 に行ってきた!

2014/5/18、宝酒造さんが毎年開催している「田んぼの学校」に参加してきました。今年で11年目だそうで、はてなと同じくらいの歴史があるイベントなんですね。

宝酒造 田んぼの学校 | 環境活動 | 宝酒造株式会社

最初にまとめ

「学校」と名がついているように、ただ単に田植えを体験するというだけでなく、自然観察やちょっとした学習、振り返りを通じて、学びをしっかりと身につけてもらおうという意気込みが感じられて、参加者としては大変有意義な時間を過ごすことができました。
11年目ということもあるのか、プログラムがかなり綿密に練られていて、準備も万端。痒いところに手が届く(お弁当を保存しておく箱があったり、靴を脱いでから田んぼまでの道にプチプチを敷いてもらったり、などなど)運営はさすがという感じでした。一方で、運営側と参加者側の交流がもう少しあっても良かったかなと思ったので、次回草取り編のときは、子どもたちにもっと積極的に農家の方やガイドの方、運営の方と交流するように促したいと思いました。


(この記事は、宝酒造提供によるはてなPR企画の一環です。後日DigiStyle京都で参加レポートがまとめられる予定です。)


以下、当日の様子です。

早朝に出発!園部の田んぼへ

事前に配られていた案内にかかれていた電車は、京都駅を8:14発の園部行き。京都駅までの移動時間を逆算して、家をでるのは7:45頃となります。平日と同じように6:30頃にみんなで起きて、お弁当の準備。妻はおにぎりをにぎり、僕は卵焼きやベーコンロールを作って、お弁当箱に詰めます。こどもたちも、水筒にお茶を入れたり、荷物をまとめたりと大活躍。少しバタバタしましたが、無事に予定の電車に乗ることができました。

JR嵯峨野線は、これまで二条駅までしか乗ったことがなく、円町から向こう側は初めて。車窓からは太秦映画村のセットや嵐山の竹林が次々と現れ、旅行気分が盛り上がりました。嵐山を過ぎ、保津峡からは急に山の中に。トンネルを抜けると、絶景の峡谷が見えて、街中からの車窓のギャップにこどもたちも大喜びでした。

電車に揺られて45分。終点の園部へ到着。駅には、担当の方が待機していてくれて、会場の近くまで乗せてくれるバスへと案内してくれました。

園部駅からバスで10分ちょっとで、田んぼの学校の会場近くのバス停に到着。バス停から会場まで少しだけ歩きましたが、山の野花が道を彩っていてとても気持ちよかったです。

会場となる公民館までの途中に、田植えをする予定の田んぼがありました。田んぼでは先にスタッフの方々が準備をしていて、通りかかる学校の参加者のみなさんに元気に声をかけてくれました。


入学式

公民館で、同じくはてなから参加しているid:onishiさん一家と合流しました。参加者のみなさん、みんなやる気に満ち溢れている顔つきでした。
しばらくして、入学式が始まり、校長先生のあいさつなどありました。「稲」は「命(イのち)の根(ネ)っこ」から来てるんですという言葉が印象的でした。あと、1粒の米が、収穫のときは1000〜2000粒になるという話も、言われてみれば確かにという感じで、発見がありました。


名刺作りとフィールドワーク

午前中の授業は、草花を使って名刺を作る室内でのスクールと、草花や虫を観察する屋外でのフィールドワークでした。

まずは、フィールドワークのための道具一式の説明。虫眼鏡や2WAYルーペに、子供たちは夢中。こういうの好きですよね。

続いて名刺作り。机の上に配られた野草をスプーンで潰して、配られた名刺台紙に色をつけていきます。これがなかなか難しい。きれいに色を出すのも難しいですが、いい感じに色を配置していくのもちゃんと計算しないといけない。工作上手な id:onishi さんの名刺はさすがの仕上がりでした。

出来上がった名刺は、同じテーブルの人同士で交換。僕とid:onishiさんが手本を見せて、こどもたち、妻たちと続きます。ちょっと照れながらの子供同士の名刺交換が可愛かったです。

名刺交換のあとは、ルーペや顕微鏡を使って、草花を観察しました。思っていた以上に細かいところまで見えて、大人もちょっとテンション上がりました。


室内でのスクールはここまでで、続いて道具をもって屋外へ。担当のガイドの方に付いていき、道の草花や虫を説明してもらっていきました。

よもぎの説明をうけ、一生懸命にメモをとる子供たち。

カマキリの卵だって。これ孵化すると大変な感じになるんだよー。子供の頃、家の庭で孵化したところを見て、うわぁぁぁって気持ちになったのを思い出しました。

てかてかしたお花(名前をメモの忘れていた!学生失格や!)。野草の名前には、「スズメ」「カラス」「イヌ」など動物の名前がつくことが多くて、スズメは小さいもの、カラスは大きいものか悪いもの、イヌはにせものにつくことが多いそうです。なるほど。あと、「カラスノエンドウ」は「カラスのえんどう」じゃなくて「カラス野えんどう」なんだそうです。こどもたちと一緒にへぇ〜となった瞬間でした。

上に何かを見つけてアピールする次男。一生懸命草花を集めています。

カエルを捕まえようとする長男。けど、びびっているのかタイミングが若干遅い。そのタイミングじゃ絶対捕まらないよー。見るに見かねたガイドの方が、さっと捕まえてくれました。

捕まったカエル(あとで逃してあげました)。僕も昔は平気で捕まえていたんだけどなぁ。

この日の長男の一番の成果は、このミノムシ。草むらに落ちてずりずりと移動しているところを見つけてました。ガイドの人も、最近ではミノムシ減ってきているから珍しいんだよ、よく見つけたね、と褒めてくれました。うれしいね。

最後に捕まえた動物たちは逃がしてあげるということで、ミノムシと一緒にパチリ。

個人的な午前中のハイライトは、蜘蛛の説明のところ。蜘蛛の巣がたくさんはってあるところで、子供たちを集め、ガイドの女性の方が「蜘蛛はね、巣に虫が来たら、まず糸でぐるぐる巻にして、毒を注入して、中をどろどろにしてジュースみたいにして吸っちゃうんだよ」と優しく教えてくれていたところ、なんと目の前で実際に生きた虫が蜘蛛の巣に引っかかるというラッキーアクシデントが。
蜘蛛の巣の中でバタバタ暴れる虫に、さきほど説明したとおりに蜘蛛が糸を巻いていく様子を見て、子どもも大興奮でしたが、ガイドの方も日本代表選解説の松木安太郎ばりにテンションがあがってきました。
「ほらっ!糸でっ!ぐるぐる巻きにしてるっ!」
「ここでこれから毒をっ!毒を注入して!ジュースにして吸っちゃうの!!!」
と臨場感ある解説で場が盛り上がりました。

という感じで、午前中の授業は終了。

お弁当タイム!

ここでおまちかねのお弁当タイム。お弁当を食べて午後へのエネルギーを充電しました。


いよいよ田植え!

お弁当のあと、ちょっと一息ついて、いよいよ田植えの授業へ。まずは座学から!
田植えで大事な「3・3・2拍子(苗3本、深さ3cm、20cmおきに)」をしっかりインプット!

座学が終わったら、みんなで田んぼへ移動。いよいよ田んぼに入るということで、参加者のみなさんのテンションも心なしか高め。

田んぼに入る前に、田んぼ講師の方々に、座学で習ったことを目の前でやってもらって、もう一度復習です。真剣に話を聞く子どもたち。

さあ、いよいよ田植えです。田んぼに入っていくよー。カメラマンも大変そう。

ライトブルーのTシャツが僕(はてな10周年Tシャツです)で、前後が次男と長男。田んぼの中を歩くときも、いけいけの次男と慎重派の長男。キャラクターが出ておもしろいです。

決められたところにせっせと植えていきます。話はちゃんと聞いていたけど、やってみると色々勝手が違う!
腰も痛くなるし、普段食べているお米はこうやってできるんだなぁと考えると、本当に農家の皆さんには頭があがらないです。

泥だらけになって、田植え終了。洗濯が大変そうだよ!


振り返り

最後に、公民館に戻って、1日の振り返りをしました。
振り返りシートに絵を描いたり、文章を書いて記録を残します。
田植えで疲れているはずなのに、一生懸命描いてくれて、こどもたちえらかったです。


最後は、終業式で1日の締め。

再びバスで園部駅まで送ってもらって、電車に乗って帰りました。帰りは急行に乗れたので、行きよりも早く着きました。
次回は約1ヶ月後。今度は植えた田んぼの草刈りが待っています。今回よりもきっと暑いだろうし、夏の生き物もたくさんいるはず。いまから楽しみです!