ヴィジット

シックス・センス」のM・ナイト・シャマラン作品。

あらすじをWikipediaより。

シングルマザーに育てられている15歳の姉ベッカと13歳の弟タイラーは、祖父母から休暇を利用して遊びに来ないかとの誘いを受ける。
2人はペンシルバニアの祖父母の家で1週間を過ごすことになる。初めて対面する祖父母に最初は緊張したものの、優しい祖父母と美味しい料理に2人は大喜びし、すっかり意気投合する。
ただ、祖父母からは、「楽しい時間を過ごすこと」、「好きなものは遠慮なく食べること」、「夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと」という3つの約束を守るように言い渡される。
しかし、夜中になると、家の中には異様な気配が漂い、不気味な物音が響き渡る。それに恐怖を覚えた2人は、開けてはいけないと言われた部屋のドアを開けてしまう…。

ヴィジット - Wikipedia

孫にニコニコ接してきてくれる祖父母が、じわじわと豹変していく感じが面白いです。若者から老人に対する根源的な恐怖心みたなものが物語のベースにありますね。

主人公のふたりの子どもたちが、祖父母の様子や自分の母に関することをテーマに自主制作映画を作ろうとしていて、全編視点が彼らのカメラ視点になっているというのがちょっと邪魔な演出だったんじゃないかなと言う印象。やりたいことはわかる、けど、うまくハマっていない気がしました。映画「クロニクル」もそうだけど、この手の演出でストーリーをじっくり見せようとするとどうしても無理が出てきて、映画への没入感を逆に邪魔しちゃうことが多いですね。

エンディングロールの弟のしょぼいラップはかなり好きです。