HER

HER (Feelコミックス)作者: ヤマシタトモコ出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2010/07/08メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 203回この商品を含むブログ (146件) を見る 「このマンガがすごい」略して「このマン」の2011年女の子編第1位を取った作品。id:mot…

先生に、あげる

先生に、あげる。(1) (講談社コミックスなかよし)作者: 山田デイジー出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/12/06メディア: コミック購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る こちらもid:motemenから。なかよしに連載されているらしいで…

あの頃の誰か / 東野圭吾

光文社文庫から、東野圭吾氏の文庫本が2冊同時に刊行されました。そのうち「ダイイング・アイ」の方は単行本で読んでいたのですが、もう1冊の「あの頃の誰か」についてはまったくのノーマーク。書き下ろしかと思いきや、なんとこの本、東野圭吾氏がこれまで…

LaQ公式ガイドブック LaQ ABC BOOK

妻が職場の同僚からLaQをもらってきました。 LaQとは、小さなピースを組み合わせることで、平面、立体、球体を表現できるブロックのことです。保育園にも置いてあって、長男が好きなおもちゃなのだとか。 一緒に遊んでみると、大人よりも器用にパーツを組み…

片眼の猿

道尾秀介のミステリー。ちょっと不思議なテイストの作品でした。 片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫)作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/06/27メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 21回この商品を含むブログ (81件) を見る 主人公を含めた…

Quick Japan 92

「バクマン。」が特集されていたので買ってみました。 クイック・ジャパン92作者: 大場つぐみ,小畑健,水谷豊,吉田豪,高須光聖,松嶋尚美,町山智浩,なばたとしたか,板尾創路,石川直樹,蒼井そら,麻美ゆま,土田世紀,バカリズム,倉本美津留,オードリー,山田孝之,C…

マリアビートル

伊坂幸太郎の新作「マリアビートル」が超良かったです。 個人的に伊坂幸太郎のベストは「グラスホッパー」だったんですが(人に薦めるときは「ゴールデンスランバー」です)、その続編である本作がマイベストの座を見事に奪っていきました。 東京駅発盛岡行…

エデン

先日読んだ「サクリファイス」の続編。 前作の主人公白石誓が、ツール・ド・フランスに挑むという話。前作よりもミステリー色は抑えめ、というかほとんどなくて、スポーツ小説としての面白さが際立っています。 エデン作者: 近藤史恵出版社/メーカー: 新潮社…

サクリファイス

自転車のロードレースを題材にした青春ミステリー小説。 最近自転車競技のいろはを教わったばかりだったので、とてもタイムリーでした。といっても、そういう前提知識がなくても十分楽しめる分かりやすい内容になっています。 サクリファイス (新潮文庫)作者…

ラットマン

道尾秀介さんの代表作。ネットでは「向日葵の咲かない夏」かこれか、って意見が多かったです。 僕も、これまでに読んだ道尾作品の中で、これが一番好きですね。 ラットマン (光文社文庫)作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/07/08メディア: …

ボトルネック

インシテミルの米澤穂信さんの作品。 亡くなった恋人を追悼するためにやってきた東尋坊で、不意に崖から落ちてしまった主人公。気がつくと、自分の代わりに存在しないはずの「姉」がいるパラレルワールドに迷い込んでいました。その世界では、恋人はまだ生き…

インシテミル

ある人文科学的実験の被験者として7日間24時間モニターになるというアルバイトの時給が112,000円。 そんなアルバイト要項を見つけたら、あなたは参加しますか? インシテミル (文春文庫)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/06/10メディア:…

日本のセックス

タイトルだけエッチなのかと思ったら、序盤3分の1は、ほとんど官能小説でした。 このまま最後までいくのかと思いきや、突然始まるバイオレンス。そして、その後に続く法廷活劇。ミステリー小説的な「え?そうなの?」という伏線の回収もあって、様々なサブカ…

facebook

世界を席巻する巨大SNS"facebook"がこの世にリリースされ、あっという間にアメリカ中の大学へ広まっていく様子を描いた作品。創業者マーク・ザッカーバーグやエドゥアルド・サヴェリンのことが赤裸々に綴られています。 facebook作者: ベン・メズリック,夏目…

ポップ・アート/20世紀の幽霊たち

友人にオススメされた一冊、というか一編。 作者のジョー・ヒルは、あのスティーブン・キングの息子ですよ。親子で小説家。親の名声で売れるのを避けるためにしばらく素性を隠して活動していたそうです。 「20世紀の幽霊たち」は短編集なのですが、その中の…

バイバイ、ブラックバード

伊坂幸太郎の新刊。50名の読者に不定期に手紙として伊坂幸太郎から短編小説が一編届くという企画(ゆうびん小説)で書かれた短編5編に書下ろしの1編が加えられ単行本化されたものです。 伊坂幸太郎の短編集は久しぶりで、第1期の短編集である「死神の精度」…

ミッケ! ファンタジー―I SPY 5

子どもが保育園から借りてきました。 ミッケ! ファンタジー―I SPY 5作者: ジーンマルゾーロ,ウォルターウィック,キャロル・D.カーソン,Jean Marzollo,Walter Wick,糸井重里出版社/メーカー: 小学館発売日: 1995/12メディア: 大型本購入: 2人 クリック: 6回こ…

粘膜人間

友人からおすすめされた一冊。第15回日本ホラー小説大賞のノミネート作の中で抜群に面白かったとのこと。読んでみると確かに面白い。ミステリーとかホラーとかそういうジャンルを超越した面白さがありました。が、万人にはおすすめできないところ。エログロ…

粘膜蜥蜴

ということで、粘膜人間の奇妙な後味に惹かれてしまい、つい粘膜シリーズの第2作目にあたる「粘膜蜥蜴」を手にとってしまいました。 粘膜シリーズといっても、時代背景が同じというだけで作品の中の密な繋がりはありません。 今作は、とある町の名士の息子雪…

粘膜兄弟

なんだかんだで、粘膜シリーズ最新作である「粘膜兄弟」も読んでしまいました。 前作よりも、また一段とエログロ度が落ちてしまった印象ですが、粘膜シリーズ独特の物語の面白さは健在でした。相変わらず変な話なので、普通の人におすすめできないのも、また…

弥勒の掌

章ごとに主人公が入れ替わる、新興宗教を題材にしている、最後にどんでん返しがある、という点で貫井徳郎の「慟哭」によく似た構成になっています。 「最後にどんでん返しがありますが、どうぞ心構えをして注意深く読んでください。それでも騙されます」みた…

プラチナデータ

国が国民のDNA情報を管理し、犯罪が発生したときには、現場に残された犯人のものと思しきDNA情報を検索にかけ、犯人像のプロファイリングはもちろんのこと、具体的な家系、氏名の特定までできてしまうシステムが存在する近未来の物語。 DNA情報を管理するシ…

ザ・ロード

id:reikonから勧められた一冊(http://d.hatena.ne.jp/reikon/20100611/p1)。 小さな子供を持つ親として、読んでいて胸がざわついて仕方ない物語でした。 以下、ネタバレ含みます。 文明が滅びた世界の中で、荒れ果てた大地を南へ向かって歩く父親と息子。…

なぜ、子どもはピーマンが嫌いなのか?

注文した本が届いたのでさらっと読みました。文字も大きく薄いので30分もかからずに読めます。 筆者の講演会に行った妻から聞いた内容とほとんど同じでした。 いわゆる「バランスのとれた食事」は子どもには不要とか、乳製品だけでカルシウムを補おうとする…

1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか!

タイトルがすべてを語っているのですが、マネージャーが部下を管理する方法として、「1分間目標設定」「1分間賞賛法」「1分間叱責法」が紹介されています。 短時間で効率的に、部下に目標設定をさせ、褒めるべきことはしっかり褒め、注意すべきところはしっ…

愚行録

ある住宅地でおきた一家惨殺事件。ルポライターが被害者の関係者にインタビューする形式で話が進みます。近所に住むおばさんに始まり、会社の同僚、大学の同級生などなど。一応最後に犯人が提示されて、事件は一件落着するのですが、どうにも読後感が悪い。…

からだにおいしい野菜の便利帳

装丁が素敵だったので衝動買い。 からだにおいしい 野菜の便利帳作者: 板木利隆出版社/メーカー: 高橋書店発売日: 2008/04/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 193回この商品を含むブログ (108件) を見る はじめに「本書では、いくつも…

オー!ファーザー

伊坂幸太郎の新作「オー!ファーザー」を読み終えました。 発売日に買っていたのですが、まとまって読む時間がなかなか取れず、毎日少しずつ読み進めてました。 オー!ファーザー作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/03メディア: 単行本購入:…

ママはテンパリスト 3

今回も腹がよじれるほど笑わせていただきました。 ママはテンパリスト 3 (愛蔵版コミックス)作者: 東村アキコ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/03/19メディア: コミック購入: 15人 クリック: 125回この商品を含むブログ (75件) を見る ごっちゃんももう4…

シャドウ

先日読んだ「向日葵の咲かない夏」の道尾秀介の「シャドウ」を読みました。 シャドウ (創元推理文庫)作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2009/08/20メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 33回この商品を含むブログ (75件) を見る 「向日葵〜」…