先日紹介した東野圭吾の新作2冊を読み終わりました。
一日中ガリレオの小説読んでいて、超満腹。
まずは、「聖女の救済」の方の感想を。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: 単行本
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何に驚いたかって、テレビドラマオリジナルキャラの内海薫が登場している点。柴咲コウが演じていた役ですね。テレビドラマから逆輸入という形になっていますが、設定はテレビドラマと異なっていて、新人ながらも切れ者として描かれています。
女性の目線からの、観察、推理というのがシリーズの中で新鮮で、なかなか良かったです。
その内海が、あるシーンでiPodで福山雅治の曲聞いているというシーンがあって、なんか可笑しかったですね。実写版とのリンクを盛り込んだのでしょうが、なんか浮いてました。まあ、ファンサービス的に入れた部分だと思います。
今回の物語は、女性の情念とか、冷淡さとか、そういう部分にぞくっとしてしまう内容でした。