あるキング

伊坂幸太郎氏の新作「あるキング」を読みました。

あるキング

あるキング


野球の王となることを運命づけられた男の数奇な人生を綴ったファンタジーでした。いつもの伊坂節とは異なる読み味の作品で、ページ数が少なかったので2時間ほどで読了。新作を待ち望んでいた僕にとっては、もう少しボリュームがあった方が良かったのですが、絞り込まれた文章だからこそ独特の雰囲気が出ていたのかなと思います。
クライマックスシーンでは、ジョン・レノンケネディ大統領のイメージをかき立てられました。