京都の街には観光客が多い。
僕が通勤する時間帯に、特に目に付くのが中学・高校の修学旅行生だ。
彼らは、男子3人、女子3人くらいのグループで行動している。
そしてほとんどの場合、男子と女子の間には数メートルの距離があり、男子が地図を見ながら前の方を歩いて、女子はその後ろをだらだらとついて行く、というフォーメーションになっている。
そういう集団に出会うと、男子と女子の間の数メートルの空間にある青春の空気で甘酸っぱい気持ちになり、「若いってえーなー」と心の中で叫びながら会社に向かうことになる。
そんな京都が好きだ。
