7つの贈り物

映画の予告編とかから感動もののドラマを想像していたのですが、実際は上質のサスペンス/ミステリーでした。
ウィル・スミス演じる主人公がとる奇っ怪な行動は一体何のためなのか、というところが物語の核になっていて、その謎がひとつずつ解き明かされていきます。丁寧にはられた伏線を、最後にきっちり回収していくところも、なかなか上手いです。
ただ、個人的にはもう少しテンポがあっても良いかなと思いました。重厚なサスペンス感を出すためか、ちょっと話の運びが重く感じちゃったんですよねぇ。
ミステリー小説とか好きな方におすすめしたい一本です。