総合診療医ドクターG

レコーダが勝手に録画してくれていた番組「総合診療医ドクターG」を見てみました。
総合診療医 ドクターG
これまたNHKの番組で、実際の現場で働く総合診療医が登場して、実際にあった診察の再現VTRを見ながら、2年目のインターン4名と一緒にその病名を探っていくという内容でした。
「頭がいたいんです」「性格が変わってしまったようで」というような患者の訴えや、「あたりをキョロキョロ見渡す」「診断の途中で眠ってしまう」というような再現VTRの中での患者の所作を見て、医者たちが病名をさぐるカンファレンスを開始します。
経験の少ない指導医たちがあげる病名を、総合診療医が丁寧に聞いて、「その病気だとこういう症状がみられるはず」「この病気は通常高齢者に多い」と指摘していきます。しだいに病名が絞りこまれていく様子は、まるでミステリーのワンシーンを見ているかのようでした。
総合診療医の手腕に感心する一方で、患者の訴えから性格な病名にたどり着くのが難しいことに改めて驚かされました。医者にとっては患者からの情報がとても重要で、「これは別に言わなくてもいいかな」と勝手に判断しちゃうと、大きく誤診してしまう可能性が高いということ。
30歳過ぎて体も少しずつ無理がきかないようになってきているので、医者に見てもらうときはちゃんと自分の症状を性格に伝えるようにしないといけないと思いました。