値付けのトリック

id:mucccuが、「値段が高い、安いは相対的に感じるもので、お肉屋さんに『誰が買うんだ』というような高級なお肉が置いてあるのは、それと比較させて、他のお肉の値段を高く感じさせないようなしかけがある」というような話をしていた。
それをリアルに感じたのが、先週放送された「みなさんのおかげでした」の企画「有吉、時計を買う」。
企画の概要はいたってシンプルで、何も知らない有吉をとんねるずのふたりが銀座の高級時計店へ連れていき、「去年一番テレビに出ていた自分へのご褒美に」「高級な時計は長持ちする」と好き勝手言って、高級な時計を買わせるという内容。普段時計をしない有吉は、相当嫌がっていて「絶対いりません!」「買わねーし!」と毒づいていたのですが、数千万円の時計から、数百万の時計を順に案内され、オメガロレックスの新作と紹介されたDeep seaという時計が80万円と紹介されたときに「怖い!なんか安く感じる!」と絶叫していました(結局その時計を買うことになった)。
有吉同様、見ている僕も同じように「80万円なら安いじゃん」と一瞬錯覚してしまったのが相当恐かったです。
家や車、時計を買うときは、ちゃんとそれなりの気構えでいかないとだめだなと思いました。

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