池井戸潤さんの銀行ものばかり読んでいたので、ちょっと趣向を変えて時代物を読むことにしました。
鉄砲の名手小太郎のかなしい運命を描いた物語です。ファンタジー色がちょっと入っているので、時代考証うんぬんにうるさい人は楽しめないかもしれませんが、僕は楽しめました。クライマックスの狙撃シーンはなかなかの見物です。
処女作「のぼうの城」が今年映画化されるということですが、映画が成功したら、本作も映画になるかもしれませんね。映像化には向いている作品だと思いました。
- 作者: 和田竜
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/10/28
- メディア: 単行本
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