三谷幸喜さんが久しぶりに書き下ろした小説「清州会議」を読みました。
織田信長が明智光秀に討たれたあと、織田家の今後をどうするかについて、柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉、池田恒興ら織田家の家臣が集まり、後継者や領地の配分について話し合われたというのが清須会議です。
戦国の世の出来事ですが、登場人物のモノローグを中心に現代語で語られているのがポイント。小難しい言葉ではなく、「あれが人生のピークだった」「まったくノーマークであった」「これはチャンスです」など軽妙な現代語が使われていて、三谷幸喜さんの舞台っぽい雰囲気が伝わって来ました。
小説というより、舞台や映画向きなんじゃないかなと思ったら、三谷幸喜さんの次の映画になるんですね。
三谷幸喜監督、新作は初の時代劇 17年ぶり書き下ろし小説『清須会議』を映画化 (オリコン) - Yahoo!ニュース
キャスティングが今から楽しみです。
- 作者: 三谷幸喜
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- 発売日: 2012/06/27
- メディア: 単行本
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