大変ボリューム感のあるストーリーでした。
第1部で描かれた個々のキャラクターの個性が、じわじわと活きてきて、中学生による裁判という現実離れした物語にリアリティを与えていました。
事件の真相は予想通りだったな、と思ったとき、ふと主人公の一人が発した一言で、事件の構造が大きく変わってしまうというところはさすがでした。

- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/10/11
- メディア: 単行本
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大変ボリューム感のあるストーリーでした。
第1部で描かれた個々のキャラクターの個性が、じわじわと活きてきて、中学生による裁判という現実離れした物語にリアリティを与えていました。
事件の真相は予想通りだったな、と思ったとき、ふと主人公の一人が発した一言で、事件の構造が大きく変わってしまうというところはさすがでした。