PK / 伊坂幸太郎

「連鎖」がキーワードになっている3つの物語。味わいの異なる3編ですが、それぞれの物語の登場人物やストーリーが少しずつリンクしていて、全体でひとつの大きな流れを感じることができます。
特に2つめの物語「超人」は、これひとつだけ膨らましておもしろい映画が作れそうです。久しぶりの伊坂幸太郎節を堪能できました。
昨年の震災後、新作の発表がなかったので心配していました(伊坂幸太郎さんは仙台で執筆されています)。書店で新刊を見かけたときには、新作が読める嬉しさにほっと胸を撫で下ろしました。

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