V6の岡田くんと堤真一さんが体をはったアクションを繰り広げる人気ドラマ「SP」の映画版。
ドラマが大好きだったので、映画を楽しみにしていました。劇場で見なかったのは、ドラマが終わったのが2008年の1月で、映画の野望篇が公開されたのが2010年の10月と間が開きすぎてしまい、SP熱が若干冷めていたのと、野望篇と革命篇の両方公開されてからまとめてみるかというテンションになっていたので、劇場ではスルーしていました。
映画の出来は、テレビドラマの映画版としては100点満点。テレビドラマの雰囲気はそのままに、ストーリー、画作りともにテレビではできないスケールに仕上がっていました。ただし、ドラマを見たことがない人(内容を忘れている人)にとっては、登場人物の説明が一切無いので感情移入できないし、登場人物の背景がないと楽しさが半減どころか4分の1減くらいになっちゃう。映画だけで入っても楽しめるSATCのような軽妙さがないので、仕方がないといえば仕方がないです。ストーリー展開も、クロスメディア意識しすぎて、野望篇と革命編で話が飛びすぎてるシーンがあったりとかして、若干詰めが甘いところもあるにはあるんですが、とりあえずドラマファンの僕は超満足で、グイグイと引き込まれていきました。
岡田くんのキレキレのアクションも、ドラマ以上に視聴者をスカす感じも、本当に良かったんですが、1点だけ、真木よう子さんがドラマよりも光っていなかったのが残念でした。ドラマでの真木さんはホント神がかった光り方をしていて、それがSPというドラマの魅力を2倍にも3倍にもしていただけになぁ。撮影のタイミングなのか、脚本なのか、演出なのかは分からないですが、難しいですね。

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