リドリー・スコット監督による「エイリアン」前日譚。
元々、同監督の『エイリアン』(1979年)の前日譚として企画されたが、『エイリアン』シリーズから独立した物語に発展した。
プロメテウス (映画) - Wikipedia
エイリアンとつながっているようで、つながっていない、でもちょっとつながっている、そんな映画でした。
Wikipediaによると、プロメテウスは「人間の力では制御できないほど強大でリスクの大きい科学技術」を持ってきた神なんですね。
プロメーテウスはゼウスの命令に背きながらも、人類が幸せになると信じて火を与えた。人類は火を基盤とした文明や技術など多くの恩恵を受けたが、同時にゼウスの予言通り、その火を使って武器を作り戦争を始めるに至った。現在に至るまで、火は人類の進化や文明の発達に大きな役割を果たしているが、ひとつ間違えれば、すべてを焼き尽くす恐ろしい火になってしまう。
プロメーテウス - Wikipedia
このことからプロメテウスの火とは、原子力など、人間の力では制御できないほど強大でリスクの大きい科学技術の暗喩としてしばしば用いられる。
人類の起源を探索するための船の名前が「プロメテウス」なんですが、なんかそういう船につけるにしては意味深すぎる名前だよなぁと思ったり。まあ細かいところ気にしてもしかたないですね。
エイリアンほどの衝撃はないながらも、巨匠の仕事らしい安定感のある作品でした。
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