アウト・オブ・サイト

好きな映画トップ5にランクインするくらい好きな映画です。WOWOWで放送していたので再鑑賞。もう何度目だろうか。そもそも劇場公開時に見に行って、あまりの面白さ(かっこよさ)に、そのまま席に居座って2回目を見るということをしたくらい(当時はシネコンではなかったのでそういうことができた)。2回目に付き合ってくれた彼女(妻)には頭が下がります。

以下、ネタバレ含みます。

アウト・オブ・サイト』(Out of Sight )は、1998年制作のアメリカ映画。エルモア・レナードの小説の映画化作品。全米映画批評家協会賞にて作品賞を受賞した。

アウト・オブ・サイト - Wikipedia

ソダーバーグとクルーニーのコンビと言えば、一般には「オーシャンズ」シリーズが有名ですが、この作品はソダーバーグとクルーニーがタッグを組んだ記念スべき作品。エルモア・レナードのオフビートなストーリーをソダーバーグがシャレオツに演出していてとても良いです。出演している俳優陣も豪華で、ジェニロペ、ドン・チードルヴィング・レイムスマイケル・キートン、そしてサミュエル・L・ジャクソンですよ。音楽も良いし、脚本も良い。すかし感(盛り上がる展開を期待させつつ、ふっと力を抜かせる感じ)が、やりすぎずちょうどいいんですよねー。ストーリーも、全てを語るのではなくて、見ている人に想像力を働かせてもらいつつ、でもちょっと頭を使ったら意図がわかるという具合も良い。ラストシーンのねー、ジェニロペの機転の効かせ方がいいんですよ。

そういえば、改めてキャストを見ていたら、グレイズ・アナトミーの外科医バーク役だったイザイア・ワシントンも出演していたんですね。若くて痩せていたから気が付かなかったけど、言われてみれば確かに。あと、最後人質になっちゃうメイドもどこかで見たことがあるなーと思ったら、ロボコップの女性警官の人だったんですね。なるほどなるほど。