スパイク・リー監督のクライム・サスペンスの秀作。DVDになった直後に見て以来なので6年ぶりくらい2度目の鑑賞でした。
ダルトン・ラッセル率いる4人の銀行強盗グループが、白昼のマンハッタン信託銀行を急襲、従業員と客を人質に取り立てこもる。事件発生の連絡を受け、ニューヨーク市警のキース・フレイジャーとビル・ミッチェルが現場へ急行。 しかし、周到な計画のもと俊敏に行動する犯人グループを前に、フレイジャーたちも容易には動きが取れず膠着した状態が続く。 一方、事件の発生を知り激しく狼狽するマンハッタン信託銀行会長のアーサー・ケイスは、やり手の女性弁護士マデリーン・ホワイトを呼び出すと、ある密命を託し、現場へと送り出すのだった。
インサイド・マン - Wikipedia
あまり知名度が高くない作品ですが、「オーシャンズ」シリーズのような犯罪もの、「ユージュアル・サスペクツ」や「シックス・センス」のようなどんでん返しものが好きな人にはおすすめです。
デンゼル・ワシントンにウィリアム・デフォー、ジョディ・フォスターと、名優揃いのキャスティング。キレのある音楽と演出でグイグイと引き込まれました。
タイトルの「インサイド・マン」が、映画のオチと「告発者」のダブルミーニングになっているところなど、映画を見終わったあとニヤリとしてしまいます。
スパイク・リー監督といえば、もうすぐ「オールド・ボーイ」のハリウッドリメイクが公開されるようで、そちらも楽しみです。
まったくの余談ですが、ジョディ・フォスターが依頼者から依頼内容を聞きながら歩いているシーンで、モブの声として「そういえばさー」みたいな日本語の会話が混じっていたのに少し驚きました。
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