プレミアム・ラッシュ

メッセンジャーがニューヨークの街中を自転車で駆け抜けていく映像がスリリングでした。
監督は脚本家として有名なデヴィッド・コープ。主演はジョゼフ・ゴードン=レヴィット。
(500)日のサマーとかインセプションとか、なんとなく優男のイメージがあるジョゼフですが、本作ではノーブレーキで自転車を漕ぐメッセンジャーを好演してます。見てて思ったけど、ジョゼフはアメリカの堺雅人だね、いや堺雅人が日本のジョゼフなのか。風貌も似てるし、演技派ってところも、醸しだす雰囲気も似てます。
映画のストーリーはすごくシンプルで、それ故、映像の疾走感、スリルが際立ちます。
実際のところ、こんな運転する自転車がいたら迷惑千万なんだけど、まあそこは映画ということで。

ニューヨークでメッセンジャーをしているワイリーは、持ち前の自転車テクニックで日々の仕事をこなし、仲間からの信頼も厚い青年であった。そんなある日、彼は知り合いの中国人女性ニマから一通の封筒を受け取る。彼女のただならぬ雰囲気を怪しむワイリーだったが、その予感は的中してしまう。しばらくしてマンデーと名乗る刑事が現れ、彼に封筒を渡すよう迫ってくる。これを拒否すると、なんと彼はワイリーを銃で脅してくるのだった。急いでその場から逃げだすワイリーだったが、マンデーの執拗な追跡は仲間の命までも脅かすのだった。

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