崖っぷちの男

崖っぷちの男」って邦題が秀逸。オリジナルのタイトルも"Man on a Ledge"なので、そのままといえばそのままなんだけど、主人公の置かれている状況というか追い詰められ感がよく表現されています。

あらぬ罪を着せられてしまい、無実を晴らすために決死の行動にでるというお話で、粗があるといえばあるんだけど、テンポ良い演出の佳作でした。

30億円のダイヤモンドを強奪した罪で刑務所に収監されている元刑事ニック・キャシディは、元同僚マイク・アッカーマンとの面談で父が危篤状態であることを知る。結果、父親は亡くなり、マイクの計らいで葬儀に出席することを許されるが、その場で騒ぎを起こし逃亡する。
その後、ニックは身分を隠してニューヨーク・ルーズベルトホテルの高層階に部屋をとり、飛び降り自殺を図ろうとする。制止しようと説得する警察に対しニックは、女性刑事リディア・マーサーを交渉役として指名する。

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