ゼロ・グラビティ

だいぶ前から日本公開を楽しみにしていた「ゼロ・グラビティ」を観てきました。3D字幕版。

相当期待していたので、自分の中でハードルが高まっていましたが、そのハードルを軽々と超えるくらい超良かったです。

宇宙ゴミによってシャトルが破壊され宇宙に取り残されてしまった宇宙飛行士がなんとかして地球に戻ろうとする、という単純明快なストーリーです。その単純なストーリーで、かつ登場人物もほとんどふたり(サンドラ・ブロックジョージ・クルーニー)だけという映画なのに、90分もテンションを持続させられるのは本当にすごいです。ズームインとズームアウトを効果的に使う演出が印象的でした。広大な地球の姿から、作業中のシャトルがフレームインしてきて、作業中の宇宙飛行士たちの表情・感情を捉えていく冒頭のシーンは見事でした。

興味がある人はビデオ待ちせずに劇場で見ることをおすすめします。ビデオで見ると、おそらく面白さが半減するんじゃないかと思います。というのも、この映画のおもしろさを支えているのは、まるで自分が宇宙空間に一緒にいるような臨場感・没入感で、それは劇場でしか味わえないものだからです(家に大きなテレビと良い音響があって、誰にも何にも邪魔されず映画に集中できる環境があれば別ですが)。

医療技師を務めるライアン・ストーン博士は、スペースミッションに初めて参加した。ライアンは船長を務めるマット・コワルスキーに連れられ、宇宙遊泳をするが、その最中に、宇宙ゴミがシャトルに衝突し、シャトルは壊される。そのため、2人は宇宙に取り残されてしまうのだった。

ゼロ・グラビティ (映画) - Wikipedia

ゼロ・グラビティ [Soundtrack]国内盤

ゼロ・グラビティ [Soundtrack]国内盤