朝から天気がぐずついて、いまいちな一日だった。

この間買った小説「あと十五秒で死ぬ」が面白かった。タイトルの内容をテーマにした短編が4つ。それぞれ毛色が違う作品で面白かったです。特に4つめの「首が取れても死なない僕らの首無殺人事件」は、良かった。好みは分かれそう。いわゆるバカミスバカミステリー)に属するものかもしれないけど。数学の問題でよくある「ただし、○○は○○なものとする」という条件付の上に成立しているストーリーと言うか。「首が取れても死なない僕らの首無殺人事件」が、まさしくそのままではあるんだけど。
現実にはありえない設定で話が進むんだけど、途中でふと気づく絶望感が、最後のオチでパーッとにぎやかに解決するのが気持ちよかったです。Podcastで話すかな。