三男が、片目がほんのり充血して、ここ数日鼻水が出ているので、夕方病院へ連れて行ってきました。鼻水と結膜炎の薬を処方してもらって、これで様子をみましょうとのこと。元気になってくれるといいけど。いや、元気は元気なので、鼻水がとまってすっきるするといいね、が正確ですね。
「大豆田とわ子と三人の元夫」の放送日。第一部完結編とのことだったが、予想外の展開でびっくりした。途中の田村正和さんの訃報にも驚いた。「古畑任三郎」が放送されていたのが、私が高校生のとき、今からもう25年ほど前の話だ。四半世紀経ってるんだね。なんとなくどこかでまた古畑のスペシャルが復活するんじゃないかなとほんのり期待していたけど、それも叶わぬことになってしまった。ご冥福をお祈りします。
「ワイルドサイドをほっつき歩け」が面白かったのでブレイディみかこさんの他の著書も取り寄せてみました。早速「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んだのですが、これもまためちゃめちゃ面白かった。大局から俯瞰してものごとを見るのが苦手、とブレイディみかこさんは書いていましたが、日常の中に潜んでいる問題点を過不足ない、むしろ余白のある形で書かれているので、すいすいと読み進められるのに、遠い異国での出来事がいつの間にか自分の身の回りの出来事にシンクロして、エンパシー(共感)を高められます。なんとなくぬりえのイメージを持ちました。面白かったので、妻や子どもにも読んでみると良いよとおすすめ。子どもたちはこれを読んでどう感じるのかな。
なんかブレイディさんの本を読んでいたら元気をもらえたので、自分ももっと文章を書いてみたいなという気持ちにさせられました。こういう風に人にパワーを与えることができる文章って本当にすごいと思うし、自分もそういう文章が書けるようになりたい。必要なのは文章力ではなく、伝えたいこと、そして伝えたいという想いのほうかもしれませんが。