B'zサブスク解禁!

朝、いつものように6時半ごろ目を覚まし、弁当の用意をしないとなと思いながらスマホを覗いたら、B'zの公式アカウントからサブスク解禁の一報が出ていました。

サブスクとは、サブスクリプション(定期購読)サービスの総称で、音楽の文脈でこの言葉を使うときは、Apple MusicやSpotifyAmazon Musicといった定額音楽聴き放題系のサービスのことを指します。

私もApple Musicのファミリープランに加入して1,480円/月で、家族でApple Musicを使っています。この4月から高校生の長男もスマホを持つようになり、このプランにファミリー登録しました。Apple Musicに登録されている7500万曲以上の楽曲が自由に聴けるというのは、自分が中高生の頃を考えると本当に夢のようなサービスです。TSUTAYAなどのCDレンタルができたときも衝撃を受けましたが、サブスクの登場は、音楽との接し方が根本的に変わるエポックメイキングだと思います(めっちゃ褒めた)。長男は、日本のデイリーチャートで流行りの曲を聴いたり、海外(中国やロシアなど)のチャートから気に入った曲を探したり、好きな映画の劇中歌を集めてプレイリストを作ったりと、サブスクじゃないとなかなかできない楽しみ方をしていて、正直うらやましいですね。自分が若かったときもこういう経験がしたかった。

利用者からは便利なサブスクですが、アーティスト側からするとどうか、は人によって意見が分かれそうです。そもそもCDが売れなくなり、一方で音楽が聴ける端末(スマホ)はひとり一台という時代になっている中で、ファンとの接点の作り方、お金の稼ぎ方、色々なものが劇的に変化をしている業界です。当初はサブスクに懐疑的だった、解禁していなかったアーティストが徐々にサブスク解禁になっていく中で、B'zはなかなかサブスク解禁にならないアーティストでした(意図や主旨は全然違いますが、同じく私が好きな作家東野圭吾さんが、なかなか電子書籍解禁にならないのに似ているなと思っています)。

世の中の音楽に触れる仕組みが代わり(オリコンとかありましたよね)、コロナによってライブ活動でのグッズ販売による収益化の手段が失われ、といった環境の中で、B'zはドラマのタイアップやオンラインライブで新曲を発表してもなかなか音源化されず、これから先どうなっていくんだろうかと心配していたので、今回のサブスク解禁は単純に嬉しいです。

ファンなので、彼らの作品はソロ作品も含めて全て買っていますし、サブスク解禁で自分の体験が大きく変わるかと言うとそんなことはありません(アプリで歌詞が見られるようになったという利点はあります)。ファンとしてはサブスク解禁により、自分たちファン以外の方(昔B'zを聴いていてが最近聴いてなかった人や、わざわざ買って聴くことはなかった人、若い人など)への接点が増え、それをきっかけに新しいファンが増えてくれることを期待していると思います。

早速Twitterや会社のチャットツールでは、今日はこのアルバムを聴こうとか、この曲が好きだった、最高のプレイリストはこれだ、みたいな話題で盛り上がっていて何よりでした。

私も日中仕事でバタバタとしていましたが、高ぶった気持ちをなんか消化したいなと思い、これまでのB'zの思い出を喋ってみることに。Google Slideでさくっと簡単な資料を作って、YouTube Liveで配信していました。アーカイブも残しているので興味あればどうぞ(たいしたことは話してないです)。