ミッチェル家とマシンの反乱

昨夜、B'zのサブスク解禁に興奮していたのか眠れなかったので、リビングでNetflixの「アーミー・オブ・ザ・デッド」を観始めたらそのまま値落ちししてしまった。夜中にトイレに起きてきた次男が、リビングのソファーの前に転がっていた私を見て驚いたらしい。申し訳ない。
そんなことをしていたので、朝はダラダラと寝過ごしてしまった。
妻は、勉強会があるということで、早朝からおでかけ。家のプロジェクターを持っていって、みんなでZoomの勉強会を見るらしい。プロジェクター、たまに私が使っているけど、家族の役に立てて良かった。

そんなこんなでダラダラとしていた午前中は、長男が部活にでかけていったので、家に残った私と次男と三男でモンハンをして(私がですが)過ごしました。時間のかかる闘技場のクエストも一通りできて満足。昼過ぎに長男が部活から帰ってきたので、昼食をと思ったタイミングで雨が振り始めました。買い物に行くのも、食べに出るのも面倒だねとなり、出前を取ることに。最近はUber Eats始め、出前系のサービスが充実していますが、家族で食べようと思うと割高になっちゃいますね。何食べるか散々迷った挙げ句に、餃子の王将の餃子とチャーハンのセットにしました。味は間違いない。

午後は、Netflixの新作映画(アニメ)「ミッチェル家とマシンの反乱」をみんなで見ました。評価が高かった「スパイダーマン : スパイダーバース」のチームが作ったオリジナルアニメです。本当は劇場公開を目指していたけれど、コロナの影響でそれがかなわず、Netflixが権利を買って配信しているとのこと。先日の「星の王子ニューヨークへ行く2」といい、最近こういう話が多いですね。新作が見れるのは嬉しいけど、こうしてじわじわと映画館に行くという文化がダメージを受けているのは辛いです。

で、映画の方は、個人的にはめちゃめちゃ当たりでした。携帯電話に搭載されている「AI」が反乱を起こし、人間を襲い始めるという、使い古されたストーリーラインをベースにしているものの、言葉のチョイスや日常の切り取り方が今っぽくてよかったです。3DCGアニメながら、2Dのアニメや実写コラージュ、MADムービーなど、テンポよくテイストが切り替わる演出は「スパイダーバース」からの進化を感じました。ギャグのテイストは好みが分かれるとは思いますが、私は大好き。「犬」「豚」「犬」「豚」「食パン」にはお腹が痛くなるくらい笑いました。難しいことを考えずに頭を空っぽにして見るとより楽しめるかと思います。

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描かれているのは「家族の再生」なんですが、ここでいう「家族」は、いわゆる普通の「家族」というよりは、もっとマクロな視点で見た「国家」「社会」なんだろうなと思いました。お互いに楽しい事ばかりではない、いらつくこともあるけれど、ネット上の意見に惑わされず、身の回りの人たちの目を見て、一緒にいる努力をしていこうぜ。バカバカしい演出の中にある、どストレートなメッセージに胸を撃ち抜かれました。