今日は長男が文化祭の代休だったので、お昼は近所のラーメン屋さんに行ってきました。いつもの魁力屋ではなく、以前次男と行った「こもれび ラーメンハウス」です。優しい味の醤油ラーメンで美味しかった。豚と鶏の2種類のチャーシューが楽しめるのが良いですね。
晩ごはんのときに、おかずを噛んでいた三男が「歯が取れた」と言いました。結構前から、前歯の下の歯が取れかかっていて、永久歯が乳歯の後ろ側に生えてきてて、かなりぐらぐらしていたので、それが取れたのかなと思って見てみたら、取れていたのは上の前歯でした。上の前歯も、ひとつぐらぐらしていると言っていたんですが、そっちの歯ではなくてその隣の歯。全然ノーマークだった歯が取れたってことで、なんかおかしくてみんな吹き出してしまいました。下の歯はもう2ヶ月以上ぐらついているんですが、なかなか取れないですね。早くポロッと取れればいいのに。
晩御飯のあとに、昨日妻が買ってきてくれた都松庵の135%羊羹(あんこがギュッと凝縮されている羊羹)をいただきました。通常の羊羹よりもほんのりさくっとした歯ごたえがあって美味しいですね。ちょっとずつ食べるつもりが、ついついたくさん食べてしまいました。
グレイズ・アナトミーのシーズン16の最終話とシーズン17の第1話を視聴。昨日も書いたけど、シーズン16はCOVID-19の影響でエピソード数が削減されたシーズンで、アメリカでの最終話の放送は2020/4/9でした。アメリカでの感染者数のグラフを見ると、3月に入って急激に感染者数が増え3月の下旬には新規感染者数が10,000人を超えるようになっていますね。シーズンの途中打ち切りも仕方ないです。このドラマは、毎年9月末ごろシーズンが始まり、翌年の5月中旬まで放送が続くので(毎週ではありませんが)、シーズンの最終回がおよそ1ヶ月半ほど早まった形になります。そしてそれに続くシーズン17ですが、製作の遅れからか11月中旬に初回の放送が始まり、6月初週までの放送でした。
さて、シーズン16の最終話では、リチャードの認知障害や幻視の理由を探るというのと、オーウェンとテディの結婚の行方が軸となります。
認知症が疑われていたリチャードですが、様々な検討の結果、以前に行った人工股関節の手術で足に埋め込まれたコバルト製の人工股関節が腐食し、コバルト中毒になったことが原因であることが突き止められました。実際にそのような事例があるようで、2014年には異なるドラマの「ドクター・ハウス」を参考に、とある患者の症状の原因が人工関節の腐食によるコバルト中毒によるものと突き止められたこともあるそうです。もちろんすべての人工股関節で必ずそうなるというものではなくて、レアケースなのですが、なかなかぞっとする症例でした。
さて、そんな感じで幕を閉じたシーズン16ですが、次のシーズン17はいきなりトーンが変わっています。COVID-19が猛威を奮っている世界。医師たちは防護マスクをつけ、手術室でメスを握っていた名医たちも、呼吸器系疾患でどんどん亡くなっていく患者たちを看取るばかり。予定でびっしりだった手術ボードは空っぽになり、医療物資も足りなくなっています。医師たちが出勤するときは、非医療従事者たちが病院の前で拍手をおくり、鼓舞したり、自粛生活を抜け出してパーティーをした若者たちが爆発に巻き込まれ病院に運ばれてきたり。この1年半で現実世界で起きているできごとがギュッと凝縮されて描かれています。これをテレビドラマでできるのがアメリカのエンタメですね。もちろん医師たちの恋愛事情なども絡めるグレイズ・アナトミーらしさもあるのですが、医療現場の今を切り取るという製作陣の執念を感じるシーズンの幕開けとなりました。いやー、おもしろい。