家の中でかめはめ波

久しぶりに会社のPodcastを収録。お相手は番組ホストのもてめん。ホストのモテメンっておもしろい響きだよなと毎度思う。社外向けと社内向け両方収録して、社外向けは編集までやりました(頼まれてないけど勝手にやってしまった)。収録中に、宿題の難しさにイライラした三男が、仕事部屋(寝室)のすぐ外で次男に向かって「か〜め〜は〜め〜波〜〜〜!!!」と叫んでいるのが見事に音声に入っていたので、その部分をカット。やっぱり2年生になってからの環境の変化にまだ慣れていないみたいです。

腕毛

子供の頃から体毛が濃いのがコンプレックスで、大人になってからは、コンプレックスというほどではなくなったけど、やっぱりちょっと気になるときがある。
体毛が濃い、と表現するともじゃもじゃの胸毛みたいなのをイメージされるかもしれないが、自分の体毛はちょっと特殊で、腕とスネの毛が濃い、しかも直毛気味。腕毛に至っては、直毛かつ長い、という状態だ。色白で、ぱっ見た印象があんまり毛が濃いように見えないのか、夏場に半袖短パンになると「意外と毛深いんですね...」みたいな目線を向けられることが多い(気がしている)。
まあ毛が濃いだけなら、そこまで気にすることもないのだろうが、直毛な腕毛が、あんまり見ない感じで際立っている。
最近暖かくなってきて、半袖Tシャツを着ているのだけど、朝、三男を連れて子どもたちの集団登校の待ち合わせ場所に行くと、新一年生の子たちが「毛が長い〜」「(触ってきて)ふわふわしてる〜」「なんで腕から髪の毛が生えてるの?」と無邪気な言葉をかけてくる。子どもたちとの会話のひとネタになって良いなと思える年齢になったから良いけど、思春期の男の子だったらちょっと傷ついていたかもしれない。
小学生の頃は、親がいないときにハサミで切ってみたこともある。最近は、夏場は剃ってみたらいいのかもと思い、カミソリで処理したこともあるのだが、生命力たくましく割とすぐに元の状態になってしまった。定期的に剃りつつければいいのだけど、そこにパワーを割くほどの情熱もなかったりする。

数年前に、「アメトーーク!」を見ていてたら、コンプレックス芸人というような企画をやっていて、出演者のみなさんが自分のコンプレックスについて話をするという内容だった。同じ悩みを持った人がもし視聴者にいたら、その人を勇気づけられたらよいという趣旨だったように記憶している。
その中で、ココリコの田中さんが、「実は腕毛が長くて〜」と話だし、テレビの前でご自身の長い腕毛を見せていた。その腕毛こそ、私の腕毛と同じような直毛ロングタイプだったのである。田中さんは、昔からコンプレックスで〜、でも、石鹸がめっちゃ泡立つんですよ〜と笑いも交えてお話をされていて、その内容に笑いながらも「自分と同じ悩みやコンプレックスを持っていた人がいたんだ!」と勇気づけられたのを思い出した(番組の趣旨にドハマリしている)。
自分と同じ悩みやコンプレックスをもつ人の話を聞いたからと言って、自分の腕毛が短くなったり亡くなったりするわけではないのだが、同志がいるという心強さは、日々の心持ちに良い変化を与えてくれたように思う。