公開初日

お尻の手術後の状態は徐々に良くなっているものの、まだもう少し痛い。今日は雨も降って、天気もいまいちなので身体の調子もいまいちでした。

午前中、PTAの用事で小学校へ。PTAの選挙の開票作業や年間予算の確認などがありました。小学校の中で、図書スペースに向かう三男がいたので「おう!」と声をかけたら、しらっとした顔でちょっとだけ手をあげて合図をしてくれました。なんか恥ずかしかったのかしら。話しかけてごめんね。

今日はシン・ウルトラマンの公開日ということで朝いちの初回を気合をいれて見に行くスタッフもいて、盛り上がっていました。私は、まあ時間があったら行くかなーくらいのテンションだったんですが、なんか急に気になりだして、最近週末もなかなか時間がとれないので、夜のレイトショーに行ってみようかなと思い立ちました。

職場から帰ってきた妻に、一緒にどう?と誘ってみたものの、そもそもこれ系の映画に興味がない上に、最近仕事で疲れているので、寝る可能性大だからやめておくわと断られ、ひとりで行くことにしました。

シン・ウルトラマン

ということで、晩御飯のあと、ひとりでレイトショーに行ってきました。

上映後、エンドロールが終わり、劇場内が明るくなった後で、私の前に座っていた若者3人組が「…どうだった?」「おもしろかったねー」「…だよね? 俺、めっちゃ良かったんだけど、みんなはどうなんかなと思って!」「最高だったわ」「一番良かった」と絶賛の言葉を口にしているのを聞いて、ちょっと意外な気持ちにはなりました。私より年齢が上のまさしくウルトラマン世代にはめちゃめちゃ刺さりそうですが、若者はどうなんかなーと思ったんですよね。目の前でドハマリしている若者を見て、どういう目線かわかりませんが、ほっとしました。映画館を出ていくまでに周りで感想を話している皆さんの会話にちょっと耳を傾けていましたが、ほとんどが面白かったという好意的な感想だったので、好調な滑り出しになりそうかなと思います。

個人的には、まあ面白かったな、くらいの温度感でして、絶賛系の記事を読むとちょっとそのテンションについていけないなあという感じ。だからといって面白くなかったわけではないです。山本耕史さんが登場するところ、良かったです。そういえば仮面ライダーゼロワンのときも、こういうアクセント的な役柄で出てなかったっけ。

シン・ゴジラはめっちゃハマったんですが、個人的に「組織」を描いた物語が好きだったというのがあって、踊る大捜査線池井戸潤原作ドラマあたりにある、日本的なウェットな組織の悲哀的なものをエンターテイメントにうまく昇華していたところが良かったんですよね。シン・ウルトラマンも、喋り方とか演出のトーンが似てるから、序盤でそういうのを期待してしまったんですが、そっち方面の面白さは今回は薄味でした。

まああんまり書くとネタバレになっちゃうのでこの辺にしておきます。うちの子供達が見たらどういう感想になるのか非常に興味がありますね。妻は行かなくて良かったなと思いました(単純に嗜好に合わないなと)。

shin-ultraman.jp

予告編

上映前の予告編で気になった映画が2本ありました。

ひとつは、エルヴィス・プレスリーのストーリーを描いた「エルヴィス」です。監督が「ロミオ+ジュリエット」「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマンというのが注目。エルヴィスのマネージャー役をトム・ハンクスが演じるんですが、トム・ハンクスとエルヴィスと言えば、思い出すのが「フォレスト・ガンプ」ですね。ガンプが小さかった頃、エルヴィスが宿泊しに来て、ガンプの脚矯正器をつけたダンスをもとに世に出ていくみたいなストーリーに仕上がっていました。エルヴィスと邂逅するガンプは少年時代のガンプなので、トム・ハンクスが演じているわけではないんですが、なんかの光景が頭にぱっと浮かんだんですよね。

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もうひとつは、「はい、泳げません」です。タイトルの通り、長谷川博己さん演じる泳げない主人公が、水泳教室に通って綾瀬はるかさん演じるインストラクターに水泳を習うというものらしいです。具体的にどんな物語かは、予告編からはわかりませんでしたが、長谷川さん、私とほぼ同い年なんですよねー。私もめちゃめちゃかなづちなので、自分がもし水泳教室に通ったらこんな感じになるのかなと大変興味深いです(綾瀬はるかさんと会えるとは思ってない)。

hai-oyogemasen.jp