モーニング
最近のモーニングで気になっている「平和の国の島崎へ」が巻頭カラーでした。今後あるであろう大きな転換に期待(物語の中で予告されている)。
「きのう何食べた?」の冒頭の裁判エピソード(弁護人も検察も裁判官もみんなが「今回の被告人を刑務所に入れたくない」と心が一致した話)がおもしろかった。裁判じゃなくても、普段の生活でもそういうことってあって、でも何らかのフォーマットに則って「決めた」という事実が必要で、シャンシャンになるんだけど、それを傍から見ていると何やってんだって言われるやつね。
あと「踊れ獅子堂賢」も良かった。企業の社長が、研究者から「すぐすぐの利益にはならないけど、10年後、50年後の未来のためにやりましょう」と提案してきた、という話ね。お金ってわかりやすくて、利益が出るからやりましょう、出ないからやめましょう、という話は誰でもできるわけなんだけど、それ以外の定性的な部分をどう評価するのかって話。逆にそういう定性的なところを重視しすぎて、数字だけでソリッドに判断できないという見方もある。難しいな。