三男の授業参観があったので行ってきました。
道徳の授業で「らしさ」についての内容。男らしら、女らしさ、について、男の子のイメージ、女の子のイメージを子どもたちに考えて発表してもらいつつ、最後はらしさにとらわれずに自分が好きなもの、自分らしさを大切にしてね、というメッセージでした。
まあいい内容だな、今っぽいな、と思いつつも「人と違って良いんだよ」ではなくて「人と違ってないと駄目だ」「個性を持たないとだめだ」って受け取っちゃうと困るなあとも思ったり。世界に一つだけの花の弊害としてよく言われることですが、正直、何かの(世間的にフォーマットが規定されている領域)No.1になるのも、世界にひとつだけのオンリーワンになるのも難易度は変わらない、いや下手するとオンリーワンになる方が難しいって思っちゃうかもしれない。
その後の保護者懇談の席で、美大出身だという保護者の方が「大学のときに自分の個性を探せと散々言われきて、その厳しさ、苦しさを知っているので、自分らしさで良いんだよに素直に共感はできないし、難しいなと思いました」とおっしゃられていたのが印象的でした。
ちなみに、男の子らしさってなんだろう、って色々と意見を聞いているときに、とある女の子が「半袖!」って言っていたのがおもしろかったですね。確かに男の子は薄着になりがち。
しかし、自分が子供の頃の内容とは全然違いますね。あの頃は「男の子は男の子らしく」って当たり前のように言われてたもんな。
懇談まで終わって学校の玄関に出たら、落ち葉が顔の形にくり抜いて置いてありました。かわいい(怖い顔もあるけど)。