最近ほぼ毎日ギターを触っている。ギターが前よりも少しだけ弾きやすくなったのもあって、曲に合わせて弾くのが楽しい時期。課題曲はだいたい覚えたのであとは精度をあげたり、簡単に弾いているところを難易度をあげてみたりと、やることはまだまだある。
YouTubeを見ると、弾いてみた系の動画は山ほどあって、Chainsaw Bloodを原曲よりも派手にかっこよく弾いている動画を見つけた。めっちゃかっこよかったので真似したい。
さて、こっからは曲を覚えつつ、運指、ギターソロ、スケールとこれまで挫折してきたことに取り組んでいかなければ。
君のクイズ
本屋大賞ノミネートという特集の中で手にとった一冊。
M-1のような架空のクイズ大会Q-1の決勝戦。1対1の場で、間違っても相手に回答されてもいけないシチュエーションで、「問題」という出題者の発声のタイミングで回答ボタンを押し、しかも答えが正解だったということから、やらせ疑惑がSNSを中心に盛り上がる。
負けてしまった主人公の三島は、録画しておいた決勝戦の様子を最初から振り返りながら、相手が本当にやらせだったのかどうかを考察していくというミステリー。
早押しクイズに挑むみなさんが、どういう思考でボタンを押しているのかの描写がリアルでおもしろい。最終問題以外にも、そのクイズになぜ正解できたのかを、主人公が自分の思考と人生を振り返っていく様子は「スラムドッグ・ミリオネア」にも通じるものがある。この本を読んでから映画を見返したらまた違った見え方をするかもしれない。