梅田

番組審議会で梅田へ。

審議会後の雑談でエブエブの話が出て、自分の視点になかった角度のことを聞かれて、たしかにそういう見方もあるのかと膝を打つなど。映画の感想を人と語り合うのは楽しいね。時間が許せばもっと色々とお話したいのだが、みなさんお忙しい方ばかりなので、少ししか雑談できないのだった(もっと話したら話したで、私の考えの浅さが露呈してしまうので、まあいいのかもしれない)。

帰宅後、最近調子が悪かったところを見てもらいに整形外科へ。左手は軽い腱鞘炎になりかけているってことだったので、ギターの練習の際はストレッチをしっかりして、手を休めながらやることとなった。無駄に力が入っているのかも。

ちょうど健康診断の結果が返ってきていて、概ね健康状態は良くなっているのだが、γ-GTPだけが、昨年の62から99に跳ね上がっていた。アルコール飲んでないのになー。なんでや。あと相変わらず肝臓のエコー結果が要再検査となっていて(数年前に血管腫と診断され、血管腫なので毎年エコーでひっかかる)、再検査したほうが良いよとなっていた。ちょっと調べたら、近所のかかりつけ医(胃カメラもやってくれる)が、どうやら超音波診断できるとのことだったので、さっそく検査をしてもらった。CTでないと確定はできないが、おそらく血管腫だろうとのこと。大きさもそこまで大きくないからまあ大丈夫ではということになった。変な病気になってないことを願う。

くもをさがす

西加奈子先生の闘病(乳がん)エッセイ「くもをさがす」を読了。

カナダのバンクーバという地で病気が見つかり、異国の地での勝手がわからない中で、かつ、コロナ禍の中でのがん治療というかなりハードなご経験が綴られていた。

100カメ “余命”と向き合う人

「くもをさがす」を読み終えたその日の100カメの放送内容が「“余命”と向き合う人」だったというのも、すごい偶然だった。

ここ数回はちょっとおもしろ寄りの内容だっただけに、今回はかなり重たい内容だった。重病(主にがん)を患い、医師から余命を宣告された中で、どう生きるのか。余命を過ぎても生きていて(とはいえ病気が治ったわけではない)、平穏な生活を送る人もいれば、自分の病気について情報発信をしたり、同様の症状の人とのコミュニティで交流したりする人もいる。自分の命との向き合い方は、人それぞれであるが、今回紹介された皆さんは、残された時間が明になると自分の気持に素直になっているようだった。

おひとり、この放送を待たずして亡くなられた方(ご結婚したばかりのお若い女性の方)がいて、そのシーンは本当に辛かった。

昨日、エブエブの感想でも書いたけど、40も半ばになると、自分が死ぬとなったとき、自分自身のことよりも、残された人々のことを考えてつらい気持ちになりそう。