咲良は上手に説明したい

東京で、会社のスタッフとの会食でした。みんなでワイワイと楽しいひととき。

新幹線で「咲良は上手に説明したい」を読了。

取説やマニュアルなどの文書を作成する「テクニカルライター」という職業のお仕事小説でした。業界未経験の新人テクニカルライター咲良の成長を通じて、テクニカルライターの仕事、その重要性、分かりやすい文書作成のコツがわかるという小説で、ちょっとメタ的な見方をすると、本小説がテクニカルライターのマニュアルになっていると言えなくもない。作者の方がテクニカルライターというお仕事をされているというのも頷けます。登場人物も魅力的だし、なんとなく続編を書いてくれそうな余白を残してくれているので、期待しちゃいますね。


そういえばと思い出して、Apple TVの「プルリブス」の第1話を途中まで視聴。なにこれ、めっちゃおもしろいやつやん。おもしろいやつは家事とかをしながら見たりできないから見るのが大変なんだよなー。続きが気になる。

私たちの世代は

月イチの梅田。お昼はいつものつるまるうどん。3のつく日はきつねうどんが半額だったので、きつねうどんにちくわの磯辺揚げをつけて、さらにおいなりさんもつけてしまった。という話を妻にしたら、きつねとおいなりさんってあげがかぶってるやんとツッコミが入った。確かに。食べてるときは全く気にならなかったけど、そういえばそうだな...。まあおあげさんが好きなので良いのだけど。

京都に戻ろうとしたら、人身事故で阪急が止まってしまったので、京都駅からJRで帰ることに。電車に乗って入口のところの席に座ったら、次の駅で小さな女の子連れの海外の若パパが乗ってきたので席をお譲りした。言葉は分からずともなんとなくジェスチャーとアイコンタクトでやりとり。人間の情報処理能力すごいね。

夜は会食。あいにくの雨でしたが、色々とお話して楽しい夜となりました。


瀬尾まいこさんの「私たちの世代は」を読了。

コロナ禍で学校が休校になり、コミュニケーションが分断された世代が、社会人となるときのお話、コロナ禍と就職活動の時期を行き来しながらストーリーが紡がれていきます。瀬尾まいこ先生の描かれるお話には毎回「こういうシーンでこういう行動ができるようになりたい」と思わせる人物が登場するのですが、今回もまた出てきました。主人公の女の子がクラスの中で孤立しているところに手を差し伸べる小学校のときの友人。ぐっと来るシーンなんですが、やりすぎないのも良いんだよな。出版社からは「そして、バトンは渡された」「夜明けのすべて」と並んで「優しさ三部作」として括られていましたが、その並びだと映像化を期待してしまいますね。

卒業

午前中、次男の卒業式こと卒業証書授与式へ。

入場のときに写真を撮ろうと構えていましたが、次男の5人くらい前にいた坊主の男の子に気をとられて次男を見失うという失態をおかしてしまいました。カメラで撮影するのが久しぶりすぎてフォーカス管理も甘かった。

式のあと、クラスにもどって最後のホームルーム。保護者も見てもいいよということだったので、クラスまで行ってきました。式では代表者に一括で渡されていた卒業証書を、担任の先生から一人ずつ手渡され、クラスのみんなに向けてメッセージをという流れでした。次男は「ともだちがいなかった僕に優しくしてくれてありがとう...」的なことを言ってウケを狙っていました(どうやらそういうキャラ設定だったらしい)。先生が慌てて「本当に友達がいなかったわけじゃないやんな。ネタやもんな」とフォローしていたのが可笑しかった。

とりあえず無事に高校卒業してくれてよかった。野球も一生懸命頑張ったしね。

練習試合

午後から三男の練習試合。今期3試合目と4試合目となります。

相手チームは体調不良などもあって、全部で9名。6年生が1名で、残りは5年生とのことでしたが、振りがするどく、外野にバンバンボールが飛んでいました。一方で、相手チームの投手の制球の乱れから、うちのチームも点を取ることができ、接戦のシーソーゲームに。最終回の裏、相手チームの攻撃。2点リードの状態で、うちのチームのエース、三男を投入しました。が、制球定まらず、四球。三振でアウトをひとつ取るも、ヒットなどで進塁をゆるし、最後はワイルドピッチでのサヨナラ負け(10-11)となりました。相手チームはほぼBチームという構成でしたが、負けてしまって残念。観戦していた保護者も手に汗握る展開にドキドキだったと思いますし、いいゲームはできましたが、あとから思うと勝てた試合だったなあ。

2試合目は打順やスタメンを少し変えて。こちらも8-6の2点差で負け。最後に出てきた相手チームのピッチャーがシュッとした良い球を投げていて、うちの5年生は2連続の見逃し三振でした。ここは三振でもいいので振ってほしかったなあ。三男はきれいなツーベースヒットを打って、なんとか一矢報いた感じにはなりました。

勝てた試合だなーと、悔しい気持ちになりましたが、全体としては良い練習試合になったと思います。

次男の誕生日

朝から夕方まで三男の野球の練習でした。明日は練習試合だ。

夜、国公立の前期試験が終わったので、一旦外食禁止(感染予防)も解禁にして次男の誕生日のお祝いをすることに。

お目当てのイタリア料理やさんが予約でいっぱいだったので、最近できたばかりのタイ料理やさんへ。三男はちょっと不満そうでしたが、海老チャーハンが美味しかったので機嫌は直ってました。トムヤムクンも辛くて美味しかった。

家に帰って誕生日ケーキをみんなで食べてお祝い。これで18歳。おめでとう。あっという間に成人だなあ。次男が生まれた年に転職して京都へやってきたので、私の京都歴も18年ということですね。

青天

お昼と夕方に知人と会うという日(それぞれ前回会ってから10〜20年くらいという)でしたが、なんとたまたま両名が以前に同じ職場にいたという話を聞いて、そんな偶然があるんだなと思った。世間は狭い。

昨夜はオフィスにKMCの皆さんが訪れてくれた。何かしゃべってくれというリクエストがあったので、色々考えた結果、大学1〜2回生なら会社の仕組みとかよりも何かしら人生のエピソードとかのほうがいいかなーと、喋ってみたけど、どうだったかなー。予定より長くなってしまったし、もう少し中身を精査したほうが良かったかもしれないが、まあそこそこ笑ってくれていたので良しとしよう。

オードリー若林さんの小説「青天」を読了。ご自身の学生時代のアメフト部の話を下敷きにされた青春小説だった。東京の下町出身だからか、物語の語り口にビートたけしさんを感じさせる瞬間があり、ときおりキッズ・リターン味も感じた。良い話だった。

「推し」という病

オフィスにKMCの面々が見学に来てくれたので、基調講演?をすることに。
何を話そうかなーといろいろ考えたけど、自分を振り返ると大学1〜3回生の頃って働くことよりも、おもしろいことや人に対して興味があったよなーと思って、自分の人生の略歴をお話することにした。最近の大学生はみな賢いので、自分基準で考えてはいけなかったかもしれないが、まあ良かったんじゃないかな。
KMCの面々の中には、自分の長男も来ていて、そこだけ子どもの会社見学的な感じになっていたのがおもしろかった。写真も撮ったし、いい記念になったんじゃないかな。



久しぶりに読んだ新書が面白かった。「推し」という病。

すっかりメジャーな言葉となった「推し活」について、その言葉が指す範囲は意外と広く、また負の側面も多いというがよく分かる内容だった。

以下、印象に残ったキーワードなどのメモ。

  • 「メンコンはホスクラのキッザニア」
    • メンコンはメンズコンカフェ(コンセプトカフェ)の略。男性アイドルをプロデューサーとなって育成するというコンセプトの店が多く、店内の小さなステージに推しの店員を立たせるために、客がお金を使うという座組らしく、その形がホストクラブとほぼ同じで、ホストクラブの仕組みを風営法の枠組みの外で仕込まれるということらしい。
  • 「ホス狂い」
    • ホストに大金をつぎ込む人のことを指すらしいが、その中でも特に、それぞれのホストの中で一番の売上を作ってくれる客を「エース」と呼ぶらしい。エースになるためには月で数百万のお金をつっこまないといけないらしい。なんとなく、毎日通ってお金を使う、みたいなイメージが強いが、実態としては、ホストの売上の締め日の前日まで、日本各地で風俗嬢として鬼勤務をし、そこで稼いだお金を締め日の数時間でぶっこむそうだ。すごい世界だ。
    • ホスト、メンズ地下アイドル(メン地下)、普通のアイドル、と推し活の対象は色々あるが、「推しとやりたい」「恋人っぽくなりたい」人はホストにはまり、「一万人の中の一人として推しから指をさされたい」人はジャニーズとかの普通のアイドルにはまり、「10人のライバルを押しのけてお金で全部買いたい」人は地下アイドルにはまる、らしい。
  • 第3章では「アニメ、VTuber、声優、2.5次元のオタク」にはまる人の話
    • 「イン・ザ・メガチャーチ」の解像度が高まった
    • アーティストのグッズを身につけるという行為が「記号的自己表現」と表現されていて、自分がB'zやオードリーのグッズを身に着けてるのもこれなんかなと思った
  • 物販は、物欲とは違う、買うことに意味がある。喜捨。という表現が印象に残った
    • ライブに「好きだから行く」だけでは説明がつかないところ、なんとなく分かる(行ったら楽しいという気持ちと、遠くてだるいという気持ちの共存)
    • 推し(女性)と彼が写ったチェキを怒って切り刻んだというエピソード。ガーってちぎろうとしたら、おいそれと素手でひきちぎれるものではなく、手をけがして、結局はさみで切り刻んだという話
      • 高校時代、T先生が授業のときにジャンプを読んでいる生徒を見つけて取り上げ、取り上げたジャンプでバンバンと生徒の頭をしばいたあと、教壇に戻り、ジャンプを引き裂こうとしたが引き裂けず、丸めてゴミ箱にダンクしたシーンを思い出した