2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧
銀行から見た中小企業の人間模様を描いた短篇集。 池井戸作品にしては読後のスッキリ感がありませんが、その代わりに人情の色がより濃く表現されているような気がします。 個人的には、「芥のごとく」という話が良かったです。 銀行からも見放されつつある中…
ベン・スティラー、ジャック・ブラック、ロバード・ダウニーJr、ニック・ノルティ、マシュー・マコノヒー、そしてトム・クルーズと、そうそうたる面々が出演するお馬鹿な戦争パロディ映画でした。 予算不足に直面した戦争映画を撮影中の監督が、映画の撮影だ…
「ヘウレーカ」とは、はてなキーワードに書かれているように、入浴中のアルキメデスが浮力の原理を発見して、興奮のあまり叫んだ言葉。 この本は、第二次ポエニ戦争の最中にローマ軍がシラクサを攻め、アルキメデスが兵士に殺害されるところの顛末を「寄生獣…
子どもは放っておいても危険なことをするもの。ならば、親と一緒にちょっと危険で勉強になる体験をやってみようという趣旨の本で、ちょっと危険なことが49個(最後の1個は自分で考えてみましょうという項目)紹介されています。 目次は以下に。「釘を打とう…
伝統のスコセッシ x ディカプリオ。 ある患者の脱走事件ために、断崖絶壁で囲まれた島にある精神病院へ、連邦捜査官のディカプリオが向かいます。島ぐるみで何かを隠しているようなそぶりを見せる、医師に患者。ディカプリオが、島に隠された謎の核心へと迫…
臨店指導の担当となった花咲舞が、銀行の様々な支店を訪れ、問題を解決するという短篇連作。 立場の弱い女性行員が、銀行の常識(つまり世界の非常識)に対してたんかを切っていく様子は、読んでスカっとします。 特に良かったのが、「腐魚」というエピソー…
仕組まれた不祥事でメガバンクを退職し、地方銀行の庶務行員になった恋窪商太郎が、地方銀行に舞い込んでくる問題を解決するという短編連作。 「不祥事」の主人公は女性行員でしたが、本作の主人公は庶務行員。銀行の中では弱い立場なのですが、持ち前の知識…
真夏の方程式作者: 東野 圭吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/06/06メディア: ハードカバー購入: 7人 クリック: 68回この商品を含むブログ (93件) を見る
ここ数年、「和柄Tシャツ|ネスノ【nesnoo】」というサイトでTシャツを1、2枚買っています。 今年買ったのは以下の2枚。商品入れ替えセール中の商品だったので、2,100円でした。 [rakuten:nesnoo2:10000236:detail] 【新柄入替サマーセール】唐草龍(ライト…
先日読んだ「オレたちバブル入行組」の続編。 一支店の中小企業融資にスポットあてた前作に比べ、今作では一大ホテルチェーンへの融資が焦げ付きそうになり、ホテル経営の舵取りが銀行存続の鍵を握るという大きなスケールで話が進みます。 なぜ融資先である…
子どもが体験するべき50の危険なこと (Make: Japan Books)作者: Gever Tulley,Julie Spiegler,金井哲夫出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2011/05/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 17人 クリック: 460回この商品を含むブログ (21件) を見…
とめはねっ! 鈴里高校書道部 8 (ヤングサンデーコミックス)作者: 河合克敏出版社/メーカー: 小学館発売日: 2011/05/30メディア: コミック購入: 4人 クリック: 180回この商品を含むブログ (58件) を見る
またしても池井戸作品。はまってしまいました。 本作は、とある銀行の支店を舞台にした群像劇。各章で、それぞれの行員にスポットを当てながら、行内での横領事件に隠された謎が解き明かされていきます。 読み味が何かに似ているなぁと考えていたのですが、…
今日は7回目の結婚記念日でした。 Wikipediaによると、結婚記念日とは入籍した日のことらしいですが、うちでは結婚式をあげた日にしています。入籍日は僕の誕生日なので。 ということで、夜は近くのお店に家族で食事に行きました。料理もワインも美味しく、…