ヘウレーカ / 岩明均

ヘウレーカ」とは、はてなキーワードに書かれているように、入浴中のアルキメデスが浮力の原理を発見して、興奮のあまり叫んだ言葉。
この本は、第二次ポエニ戦争の最中にローマ軍がシラクサを攻め、アルキメデスが兵士に殺害されるところの顛末を「寄生獣」の岩明均さんが漫画化した作品です。海に浮かぶ船を持ち上げるクレーンや、ピッチングマシーンのような投石機など、アルキメデスが作ったと言われる兵器は、実在したのかどうか怪しい部分も多いみたいですが、漫画の世界ではフィクションということでかなりの威力を発揮しています。
岩明均さんの「ヒストリエ」を楽しみに読んでいるのですが、単行本が1年半で1冊くらいのペースでしか発売されないので、1冊で完結する岩明均歴史物を読みたい人におすすめしたいです。

ヘウレーカ (ジェッツコミックス)

ヘウレーカ (ジェッツコミックス)


ヘウレーカとは編集