2014/6/29に、宝酒造さん主催の田んぼの学校〜草取り編〜に参加してきました。前回の田植え編の記録はこちら。
今回は、26日に出産した妻と三男を病院に残して、僕と長男と次男の3人での参加でした。
最初にまとめ
全4回の中で草取り編が一番地味かなと思っていたのですが、そんなことはまったくなく、自然の生命力を感じることができる回でした。おそらく神回。
前回から1ヶ月しか経っていないのに、稲は倍近く成長していて、田んぼの中にはカエルやアメンボ、トンボなどの生物がいっぱい。草むらを歩けば、たくさんのバッタ類がピョンピョン飛び跳ねます。そういえば子供の頃、草むらでショウリョウバッタをとりまくったことを思い出しました。懐かしい。
前日、雨が降っていたので、当日の天気を心配していました。ふたを開けてみると、前日の雨で田んぼのまわりの自然が活気づいて実りある自然観察ができましたし(カエルのたまごが見つかった)、いざ草取りというときには、パラパラと小雨が降って、ちょうどよい気候の中で作業ができました。ちょっとした雨ってテンション上がります。田んぼの中に入るために汚れても良い格好だったので、傘もささずに雨に濡れるというのが非日常体験で良かったです。
田んぼの草取り作業もなかなか大変でした。なんといっても稲とヒエの見分けがつきにくい。子どもたちと一緒に「これはヒエ?」「これは稲?」と確認しながら抜いていきました。個人的には、田植えよりも作業の充実度があって良かったです。
一緒に参加したonishiさんのレポートはこちら。
(この記事は、宝酒造提供によるはてなPR企画の一環です。後日DigiStyle京都で参加レポートがまとめられる予定です。)
以下、当日の様子です。
早起きしてお弁当作って出発!
妻が居なかったので、僕がお弁当(簡単なの)を作って、バタバタしながら京都駅へ出発!
早朝なのでテンションが上ってません!
それでも、ひとたび電車に乗ったらこの通り。次男のこのポーズ。最近お気に入りのお化けのポーズだそうです。
自然、すごい!
電車に揺られ、園部駅から送迎のバスに乗り、現地に到着。
前回植えた苗がこんなに大きくなってました。すごいな、自然。
始業式でお勉強です。ふむふむ。
自然観察パート(前半)では、おたまじゃくしやカエル、水生生物などを観察しました。おたまじゃくし、昔はめっちゃ見かけましたけど、最近はめっきり。じっくり見るとめっちゃ生き物感あります(当たり前)。
スタッフの方が前日に捕まえておいてくれたカエルたち。カエルの上にカエルが乗っかってるの、漫画の世界の話だと思ってました。
タニシもめっちゃでかい。僕の知ってるタニシの5倍くらいのサイズあります。
次男画「タニシ」。
前日の雨で流されて死んだ蛇。別の蛇をお食事中の悲劇だったようです。この蛇がよほど印象に残っていたのか、長男は絵に残していました。
室内での観察が終わったら、外でフィールドワーク。田んぼや草むらの中の動植物を観察します。
カエルの卵だって。水の中じゃなくて、こんなところに産む種類もいるんですね。
クマバチが蜜を吸っている様子です。クマバチが蜜を吸ったあと、花の色が白くなる(蜜が出る)のがおもしろかったです。
田んぼで草取り
お弁当のあとは、お着替えして、田んぼへGo!
田んぼのまわりの土手に座って、草取りの説明を聞きます。稲とヒエがめっちゃ似ているところで、参加者のみんながざわざわ。「見分けつかなそう」という声が聞こえてきました。
農家のみなさんのお手本を観察。上から見ている分には結構簡単そうだったのですが、やってみると難しい。
そうこうしているうちに、天気が怪しくなってきました。天気よ、もってくれ。
靴を脱いでいよいよ田んぼへ。泥まみれになりながら一生懸命草取りをします。ドロの感触。田んぼの中の植物や昆虫の多さにワクワクしながら作業を進めます。
草取りマシーンが活躍! こどもってこういう機械に弱いです。最後、ちょっと雨足が強まってきたところで、作業完了。雨が降っていたので、炎天下の作業とならずに返って良かったです。