震災から8年

あの日、たまたま東京出張だった私は、直後の混乱と、ちょっとした静けさを経験しました。
あのときのことは、鮮明に思い出せます、と言いたいところですが、歳を重ねるごとに記憶は薄れてていくのを感じます。

子供の頃、鹿児島で大規模な水害が起きました。祖父の家は大人の背の高さほど水に浸かり、街が住めるようになるまで、しばらく混乱と混沌がありました。

それこそだいぶ遠い記憶なので、あいまいな部分も多いですが、災害から立ち上がる原動力になったのは、人と人の繋がりだったと思います。責任ある大人の立場として、いざという時に子供たちが困らないよう、生活の基盤、人の繋がりをしっかりと作っておかないとな、と思います。