次男の野球の公式戦が舞鶴の球場で行われるということで、ちょっと前からどうやって応援に行こうかと妻と相談していました。そもそも京都市内のチーム同士の試合が舞鶴で行われることについて感じるところはありますが、まあ硬式野球のグラウンドは街なかからアクセスの良い場所には作りにくいってことなんでしょうね。
さて、舞鶴まで電車で行こうと思うと、調べたら諸々2時間半くらいかかる。しかも駅から徒歩でそこそこ歩かないといけない。荷物も多そうだし、車のほうが便利だよねと思っていたら、先日鹿児島に帰った際に運転してそこそこかんが戻ってきたので、カーシェアで車を抑えて行くことにしました。
高速に乗って2時間弱。途中、道幅の狭い高速道路にドキドキしながらも球場へ到着しました。
はるばる応援に来ている他の保護者の方に挨拶をしつつ、ひとつ前の試合の様子を見て、撮影プランを練ります。ビデオカメラを置く位置や、写真を撮る位置を大体イメージ。そうこうしているうちに、試合が終わり、次男のチームのメンバー発表へ。ちゃんとした球場でやる公式戦なので、一回戦ながらもちゃんとウグイス嬢がスターティングメンバーを読み上げてくれます。先攻のうちのチームから。
「一番、センター、◯◯くん」「二番、ショート、◯◯くん」...「五番、レフト、◯◯くん」
最近の試合では、次男は5番や6番を打っていたので、そこで名前が呼ばれるかなと思ったのですが、五番、レフトとして呼ばれた名前は次男の名前ではありませんでした。あれ、じゃあ外野のポジションが違う位置かな...と思ったら続いて「六番、ライト、◯◯くん」と別の選手の名前が呼ばれ、結局最後まで名前が出ず。まさかのスタメン落ち。まじか!! せっかく舞鶴まで応援に来たのに...。
まあでも途中で出番があるかも、と期待していましたが、試合の展開が1点を争う締まった展開で、なかなか交代するタイミングがありませんでした。次男は5番手くらいのピッチャーでもあるのですが、試合途中のブルペンで投げている選手は別の選手だったので、投手としての出番もなさそう。今日はランナーコーチとしての出番で終了かしら...と思っていたら、7回の裏にうちのチームのピンチが。ノーアウトでランナーが満塁に。ピッチャーは途中交代した一年生のエース。そんなとき、突如次男がブルペンでキャッチボールを始めました。え、まさかこのシチュエーションで登板するの? とビビりましたが、結局出番はなく。チームとしても2点を失って同点となり、そのまま9回の裏まで終えました。
10回の表、タイブレークでの延長線突入となるのですが、9回が終わるちょっと前に、グラウンドの向こう側に見える山の方で稲光が光りました。それまでもゴロゴロと音はしていたのですが、さすがに稲光が出たということで、審判の判断で一時中断に。結局1時間ほど雲が流れていくのを待って、試合再開となりました。
10回の表、こちらのチームの攻撃は、バントでランナーを進めるところから始まり、なんとか1点をもぎ取って、裏の守備へ。1点を守りきれば勝ち。そんなシーンで、センターの子がピッチャーに入ったので、レフトがセンターに、そして空いたレフトにうちの次男が入りました。相手の先頭バッターが、送りバントをキャッチャーフライにしてしまい、1アウト1塁2塁に。ぐっと有利になりましたが、この後が良くなかった。続くバッターを4球で出してしまい、1アウト満塁に。そして迎えるバッターはこの日よく打っている左の3番バッター。良いところまで追い込みましたが、2−2から投げたボールを打ち返した打球は、なんと次男が守るレフトへ。ランナーはタッチアップの用意。ホームでのアウトをイメージしていた次男は、一瞬前に出てしまい、その分伸びてきた打球を捕球することができず、無常にもボールは次男の伸ばしたグローブの上を通過していきました。ランナーは2人返って、サヨナラ負け。なかなか厳しい展開でした。
しょんぼりしながら運転して帰宅。車をステーションに返却すると、カーナビのモニタに運転の記録が表示されました。190km弱運転したんですね。なかなか大変でしたが、気軽に車を借りれることが分かったので、今後もちょくちょく乗ってみようと思いました。
帰宅後、家族で魁力屋へ。冷やし醤油ラーメン、美味しかったです。