闇金ウシジマくん

人気漫画の映画版をWOWOWで鑑賞。

テレビドラマに引き続き、山田孝之主演で映画化。監督はテレビドラマの演出を務めた山口雅俊。公開は2012年8月25日。原作の『ギャル汚くん』および『出会いカフェくん』のエピソードが元となっている。PG12指定。
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正確に言うと、漫画を連続ドラマ化したものの映画版でした。

この映画の一番の見所は、大島優子さん演じる鈴木未來の母親を演じる（ややこしい）黒沢あすかさんの身体だと思います。パチンコ狂いでギャンブルの金を捻出するために自ら売春し、あげく娘に「母さんと一緒に3Pしてくんないかな」と頼んでしまうだらしない女性。下着姿のシーンがいくつかあるんですが、その身体からにじみ出てくる生活の雰囲気がリアルですごかったです。
娘を演じる大島優子さんも、田舎にいるちょっとかわいい女の子をうまく演じていたと思います（終盤ちょっと綺麗にまとめすぎではと思いましたけど）。

原作者・真鍋昌平は大島優子の起用に対して、当初「話題づくりだと思っていた」が、山口雅俊監督から「（大島の）バックボーンから役者としてピンポイントで選んでいる」と聞かされ、また実際に完成した映画を観て「状況とかキャラクターのことをすごく理解して演じているんだなと思った」と彼女の演技を評価し、考えを改めたと発言している。
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それにしてもお金はほんと怖いですね。子供の頃に母親から言われていた「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉を思い出しました。