ファイナルファンタジーシリーズがタイトルのナンバリング制の廃止を検討しているというニュースを見た。
例えば「FF15」というタイトルを聞いたときに、1〜14を未プレイのユーザーが「前作をやったことないし...」と敬遠してしまうことを防ぐ効果があるのだとか。確かにシリーズものに関してはナンバリングをしているシリーズとそうでないシリーズに分かれる。分かれるのだけど、実はナンバリングと話の連続性にはそんなに相関はないような気もする。
日本を代表するRPGである、ファイナルファンタジー、ドラゴンクエスト、あとペルソナなどのシリーズはナンバリングだが、個別のストーリや世界観の関連性は結構薄い(ドラクエ1〜3は除く)。
映画だと「ダイ・ハード」はナンバリングだが、「ハリー・ポッター」はそうではない。「ミッション:インポッシブル」が3まではナンバリングだったが、その後ナンバリング制を廃したのは新しい観客を呼び込むための工夫だったのかもしれないなと思った。さすがトム・クルーズ。ただ、ミッション:インポッシブルに関しては、最近の3作くらいは話の連続性があったりするので、話の順番がわかるようにそっと番号を振っておいてほしいなとは思ったりする。「ハリー・ポッター」もそうかもしれない。
話の最初のFFに関してはナンバリングの方が身内でワイワイしやすい(作品をポイントしやすい)のだけど、13を越えたあたりから「サーティーン」と読むべきか「じゅうさん」と読むべきか迷って「じゅうさん」と読んでしまいがちという個人的な問題もある。「21」とかなったら「ファイナルファンタジー トゥエンティーワン」とか発声しないといけないのかな。なんかどこぞの不動産やっぽい。長くなって読みにくくなるから、ナンバリングじゃない方向に行くのもまあ良いのかも。