東野圭吾さんの新作「虚ろな十字架」を読了。本作も、人間の倫理観に一石を投じる内容でした。
以下、ネタバレ含みます。
本作で取り上げられている事件が、子どもを持つ親にとっては本当に辛い内容になっていました。もし自分の子供が、と考えると...。
また、最後に暴かれる犯人(?)が犯した愚かな行いは、読んでいて吐き気がするほど。たとえ物語の中だとしても、そのような行為を行う人がいるということをにわかには受け入れがたかったです。まあでも、落ち着いて考えたら、これに近い犯罪行為はたまに報道されますし、小説の中だけの話ではないのですよね。

- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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