東野圭吾氏の新作「麒麟の翼」を読みました。「赤い指」「新参者」の加賀恭一郎シリーズの最新作です。本作も楽しませていただきました。
ドラマの影響で、加賀刑事といえば阿部寛さんの風貌がイメージされるようになってしまいました。ドラマが始まるまでは「僕の思う加賀刑事は阿部寛なんかじゃない!」と思っていましたが、今ではすっかり阿部加賀に染まっています。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/03/03
- メディア: ハードカバー
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本作は、「赤い指」から3年後が舞台。日本橋の中央にある翼のある麒麟像の前である男性が刺殺されるという事件の真相を、加賀刑事が追います。
日本橋の麒麟(きりん)像-東京都公文書館ホームページのロゴ画像について
「赤い指」のドラマ化で田中麗奈が演じていた看護婦もちょっと登場したりして、今後のドラマ化(のあるいは映画化)への布石もしっかりうってありました。