夏メニュー

お昼ごはんを食パンでさっとすませて、近所の郵便局へ長男の授業料の支払いに。オンラインで手続きできたら楽なのになあ。ぶつぶつ。

いつものastrea coffeeで、オリジナルパインシロップを水出しコーヒーで割ったオリジナルメニューを注文してみました。夏っぽい爽やかな味。美味しかった。


鎌倉殿の13人

録画しておいた第20話と第21話を視聴しました。
第20話は、すれ違いから頼朝に追われる身となった義経が、奥州に逃げ延びたところから始まりました。頼朝の命により、義時が義経殺害のために奥州へ赴き、謀略により義経の首を藤原泰衡にとらせるという筋書き。ともに戦い、人柄も知っていた義経を、主人の命令だからと殺してしまうというのは、この時代の人だからなのか、義時が仕事人間だからなのか。まあちょっとした命令違反をするだけで、主人である頼朝から殺されてしまうリスクのある超ブラック環境だから仕方ないのかもしれない。
義経が死ぬ直前、頼朝とのすれ違いが決定的になった京都での襲撃事件の首謀者が、頼朝ではなく自分の妻だったと知ります。あのとき、頼朝を恐れ、挙兵することがなければ、この展開はなかったかもしれない。義経はショックと絶望のあまり自分の妻を殺めてしまうほど頼朝への思いがあるんですね。頼朝もまた、送られてきた義経の首桶に向かって、「話を聞かせてくれ」「九郎、九郎〜」と涙を流して話しかけています。そんなに思いがあるふたりなのに、直接話す機会がないというだけでここまでこじれてしまう。悲劇ですね。
ともに平家を滅亡に導いた仲間たちが、このあとどんどん仲違いして死んでいくのですが、このあたりは「新選組!」と似たところがありますね。新選組の場合は、荒くれ者集団をまとめるために厳しいルールを敷いて、それを自分たちで守ろうとしたがために死んでいったので違うと言えば違うのですが。
第21話は、そんな仕事人義時に妻の死という最大の不幸がやってくる回(正確にはまだ知らない)でした。命令だからと、仁義に反する殺しをしてきたからか、はたまた御仏の前で酒盛りをしたからか。たくさんの孤児を預かり、育てていた八重は、川で溺れる「鶴丸」という子に亡くしてしまった我が子「千鶴丸」を重ね、無理をして助けに行って命を落とします。鶴丸と千鶴丸、「せん」がない、せんなきこと、つまり八重の行いは報いがないことであるということなんでしょうかね...。