心理サスペンスの世界へ誘う『夜の向こうの蛹たち』

近藤史恵先生の文庫本「夜の向こうの蛹たち」を読了。

ふたりの小説家と、ひとりの秘書という3人の女性たちの心理サスペンス。ぐいぐいと引き込まれてあっという間に読み終えた。近藤史恵先生といえば、「サクリファイス」シリーズと「ビストロ・パ・マル」シリーズ(ワタシ的には)。サクリファイス、めっちゃ面白かったのでもう一度読み返したくなった。

あと、ビストロ・パ・マルは、実は原作を読んだことがなくて、西島秀俊主演のドラマ「シェフは名探偵」の方を妻と見て気に入ったのだった。「シェフは名探偵」が懐かしくなって、朝ごはんの片付けしているときに、リビングのU-NEXTで第1話を流していたら、続きがどんどん見たくなってしまった。濱田岳さんも出てるんだよね。

原作の方は、9月末に新作が発売されているようだったので、読んでみようかな。4作目とのことで、1〜3作目を先に読むかどうかちょっと迷うなあ。ドラマ化されているエピソードもいくつかある(というか、ドラマは1話でふたつのエピソードを組み込んでいるように見える)から、知ってる話も多そうなんだよな。新作から手をつけてみるか。

と、その前にホロヴィッツの新作「ナイフをひねれば」を読まなければ。