結婚生活がうまくいく3つの「よう」

世間ではなぞかけのような言葉遊びがちょっと流行っているみたいなので、結婚生活がうまくいく3つの「よう」というのを考えてみました。この夏、大切な友人が結婚式を挙げるので、なんかしゃべれといわれたらこれをしゃべろうと思います。

中庸

1つめは「中庸」です。
結婚すると2人の共同生活が始まるわけで、それぞれ好き勝手に生活するというワケにはいきません。雑誌とか人の話から「結婚生活はこういうもの!」とイメージを固めすぎて、そのイメージ通りにならず悩んでしまう人も多いようです。イメージを持ったり、ルールを決めたり、というのは大事なのですが、あまりそれにとらわれすぎると、2人の関係がギクシャクしてしまうこともあるでしょう。何事も「中庸」が一番。ルールや決め事でガチガチに生活を縛ってしまわず、ある程度ファジーな部分を残しておいても良いと思います。

寛容

2つ目は「寛容」です。
1つ目の「中庸」につながるところがあるのですが、結婚生活の中で、相手に腹がたつことがたくさんでてくると思います。決めたことを守らない。約束を破る。トイレの便座が上がっている。無神経な言葉を投げかけられる。などなど。一時の感情でカッとなって腹をたて、一方的に怒ってしまうと、いい争いになってお互いに嫌な気持ちになってしまいます。腹がたつことがあったら、まずはなんで相手がそんなことをしたのか考えてみる余裕をもちましょう。もしかすると、仕事や育児に疲れていてついわすれてしまったのかもしれない。何か他に大切な用事があったのかもしれない。で、本当にそうなのか聞いてみましょう。案外、こちらが腹をたてていることにすら気がついていないこともあるかと思います。話を聞いてみたら、「ああそうだったのね。次は気をつけてね」くらいですむこともたくさんあります。無駄にいやな気持ちにならないためには、「寛容」の心が大切だと思います。

おはよう

3つ目は「おはよう」です。
何はなくとも、朝の挨拶は大切。眠いからと言って、小さいごにょごにょ声で「ぉはょぉ」なんてのは良くないです。ちょっと意識して相手の顔を見て、声をだすようにしてみましょう。声を出すと、体の目も覚めますし、相手の顔を見ることで、お互いの調子を把握することができます。
当たり前のことですが、結婚生活が長くなると、ノー挨拶で一言も言葉を交わすことなく家を出て行くなんてことにもなりかねません。昔の価値観なら、言葉は交わさなくてもお互い通じ合うのが夫婦、みたいなのがあるのかもしれませんが、一緒に生活しているわけですから、ちゃんと声をかけ合うのは当たり前のことですよね。

ということで、この3つの「よう」、「中庸」「寛容」「おはよう」を大切にして楽しい結婚生活を送りましょう。