週末に炊飯器でガパオライスを作ったのだけど、家族の評価はイマイチ（誰も美味しいと言わなかった）だったので、残ったライスは私が食べることに。
昼にレトルトカレーでも食べるかと、近所に買いにでかけたら、八百屋でパクチーを売っていたので買って帰り、カレーに盛りました。爽やかで美味しかった。
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
昨年のアカデミー賞受賞作が、さっそくU-NEXTで見られるようになっていたので（ポイントは必要）、見ました。
人生における様々な分岐点で発生した、マルチバース（多次元宇宙）の自分の能力をコピーしながら、巨悪と戦うみたいな話（はしょりすぎてだいぶ違う）。カンフーアクションや、マルチバースを行き来するためのマシンの感じがどことなくマトリックスを思い起こさせて（話は全然違う）ちょっと懐かしさもあった。懐かしいでいうと、主人公の夫役であるキー・ホイ・クァンさんは、私が子供の頃にインディ・ジョーンズやグーニーズに出ていたアジア系の俳優さんで、それもまた懐かしい気持ちになった。
何者か（とある分野での有名人）になれたはずの選択肢をことごとく捨て、たどり着いたのが今の夫と結婚し、子どもがいる何者でもない自分。それに改めて気付かされたときにどういう気持ちになるのか。
自分を振り返ると、30代くらいまでは、自分に特別な能力があり、とある分野での何者かになりたい、なれるんじゃないか（ワナビー？）って思うこともあったけど、最近はめっきりそういう気持ちがなくなってきてるなあと気がついた。むしろ、妻と結婚し、子どもが産まれている、今のこの場所は、これまでの選択の連続の結果であり、とても尊いものなんだよなーと。なので、もしあのときこっちの道を選択していたら、あなたはロックスターになっているかも（ただし、今の妻や子はいないよ）と言われても、ふーん、そうなのか、としか思わないような気もする。今の自分が恵まれた場所にいるからそう思えるのかもしれないね。
