未来への10カウント

月に1度ある早朝からの会議の日でした。ちと疲れた。

野球部の保護者会

夜、中学校で野球部の保護者会が開かれました。
先日入部した1年生に対して、先生から、野球部の活動内容や方針などが説明されるという会。うちの次男はなんだかんだで中3の最高学年となっており、あと2ヶ月もしたら引退となるので、保護者のやるお仕事などを引き継ぐなどしました。
今年の1年生は、この中学校の学区内にある各少年野球チームで、人数が少なかった学年で、かつ、上手い子は硬式のクラブチームに入部するケースが多いので人数が集まるか心配でしたが、なんとか数名の入部があったようで安心しました。お話を伺ったら、地域の野球チームではなく、保護者負担ゼロの塾的なスポーツクラブで野球をやっていたご家庭がほとんどで、時代の流れを感じてしまいました。部員の数が増えていると風のうわさで聞いていましたが、ここまでとは...。

オフ会

Podcastに出演してもらったすきさんとやおっちが最近別口でつながっていたということが分かったので、一度ご飯でも行きましょうという会でした。本当は先週開催予定でしたが、私の痔の手術があり、リスケしてもらって今日になったのでした。保護者会のあと、遅れて合流。

お店は、いつも少年野球の練習をしているグラウンドの近くにある韓国料理やさんでした。前から(本当にだいぶ前から)気になっていたお店。鶏一匹使ったお鍋が最高でした。チヂミも、岩のりのナムルも美味しかったなあ。

3人で楽しく話しているときに、すきさんが「僕は市政には思うことがありますよ」と言ったので「(選挙に)出ますか? 投票しますよ」的なことを言ったんですが、このときに昔の記憶が脳裏に走ったんですよね。
私が高校生くらいのとき、つまり、私の父が今の私と同じ年齢くらいのときですかね。よく仕事のあとに飲みに行って、夜中に母に車で迎えに来るように連絡してたんですね。カーステレオで爆音で音楽を聞きたいからという理由で私もよくついて行ってたんです。で、酔っ払った父がよく「市長選挙に出たらどうかと言われた」とか「自分が出たら応援してくれる人がたくさんいる」みたいなことを上機嫌で話してたんですね。まあそれを、そんなわけないでしょ、としらーっとした気持ちで聞いていた、なんなら口に出していた、んですが。おそらくそのときの飲み会でなされていたであろう会話と同じような会話をしている自分がいるわけですよ。とうぜん本気で言っているわけではなくて、食事の席の冗談というか軽口なんですが、父のときもそうだったんだろうなーと。そういう楽しかった飲み会の話に水をさしてもうしわけなかったなーという思いと、父と同じような会話をしている自分に対する驚きとで、めちゃめちゃ複雑な気持ちになりました。

父と似てきている、みたいな話は他にもあって、映画やドラマを見ているときに「面白いんだけど、実際はこういうシーンはないよね」っていうことが目につくようになってきた気がします。例えば、半沢直樹系の企業もののドラマを見ているときに、「出席者全員が授業の様に同じ方向を見て座って、前で部長がしゃべるような営業会議はない」とか(僕が知らないだけであるのかもしれない)、「企業の経営層がだだっ広い部屋に距離を開けて座って会議をしている」とか。子供の頃は知らんかったけど、自分が実際社会に出て知ったこともあり、そういう経験からの感想です。思っているだけならまだしも、こういう感想を、一緒に見ている子どもに「おもしろいけど実際はこういうことはない」って言ってしまうことがあり、あーこれって自分が子どものときに父がやっていて嫌だったやつじゃんって思い出したんですね。いやー、親に似るっていうのは本当ですね。まいったまいった。

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未来への10カウント

キムタク主演のボクシングドラマ。4月から始まってましたが、B'zが主題歌じゃんってことに気づいて、U-NEXTで過去分をレンタル視聴始めました。

廃部寸前の高校のボクシング部に、臨時コーチとしてボクシング部OBでスター選手だったキムタクが招聘されるという話。進学校化をおしすすめるためにボクシング部を廃部に追い込みたい校長と、それに抗いたい部員たち、みたいな。映画「メジャーリーグ」的なフォーマットに、キムタクが得意とする厭世的でやる気がないけど能力はめっちゃ高いというキャラクターがあてはめられたドラマ。ボクシングのスポ根ものという側面に、高校の臨時教師みたいな味付けも加わって、なかなか面白いです。脚本が「書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜」の福田靖さんでした。福田さん、このドラマが終わったら、7月からはTBSで「オールドルーキー」っていう元サッカー選手の引退後の道を描くってことで、引退後のスポーツ選手みたいなのが福田さんの中でアツいところなのかもしれないですね。

って書いてて思ったけど、2001年くらいのドラマ「さよなら、小津先生」へオマージュしているところとかあるのかなー。しっかりとは覚えてないけど、田村正和さん主演で、エリートサラリーマンが会社をリストラされて、とある高校のバスケットボールのコーチになる、みたいな話だったんだよなあ。キムタクと田村正和さんって浅からぬ縁があるし、スマスマで古畑のパロディとかやってましたからねえ。キムタクのボソボソしゃべる演技も、田村正和さんのそれにすごく影響を受けている気もする。まああくまで気がするってだけの話です。

キムタクが働いていた焼き鳥屋が潰れた、みたいな話を職員室の先生たちが話しているときに、八嶋智人さんが「コロナもあったからね〜」ということをつぶやくんですが、これで「あ、この世界ってコロナがあるんだ」って思っちゃったんですよね。その後、キムタクの口からもコロナで潰れたって話がでてきて確定。そんな世界にしては、登場人物、誰もマスクしてないんですよね。コロナ後の2年で、ドラマや映画の物語に、この未曾有のパンデミックが「ある」世界なのか「ない」世界なのかを意識しちゃうようになりました。まあ基本「ない」世界で描かれることが多いし、物語の邪魔になるのでそれで良いと思うんですが、「ない」と思っているところに「ある」って感じだと、あれって思って集中できなくなっちゃいますね。

で、目的だったB'zの主題歌は、もちろん最高でした。なんとなく昭和歌謡的な雰囲気があるのが良いですね。